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飲食店ってなんなんだろう、、?

まずはじめに、軽く自己紹介を。
1983年生まれ。中学生の頃から料理の世界に興味を持ち、幸か不幸か高校生のアルバイト時代からずーっと飲食業のお仕事しかした事がない不器用者です。笑

とはいえ、お恥ずかしい話。ミシュランだったり何かの賞だったり、、
なにか大きな成果を出せているわけではありませんし、事業主でもなければただの雇われの身です。
『そんな自分なんかが何かを発信したところで、特に影響力もないだろうし、、』という気持ちがあったため、ブログに関しては見る専門でした(・_・;
そんな自分ですが、何か1つでも誰かのお役に立てれば嬉しいなぁ。と思い、新たなチャレンジとして少しずつブログを綴ってみようかなと思います。
たまに気にして頂けると幸いです^ ^

さて。
唐突ですが、飲食業の存在価値って何でしょうか?
飲食業と一言でいっても様々なカタチがあるので、一概には言えないとは思いますが
ざっくりいうと、大前提としては
①空腹を満たすため
②自分で作ったり、お惣菜の気分じゃなかったり、片付けをしたくない
③いい気分になるため
かな?と思います。

飲食店である以上、ご飯を食べてもらったり飲んでもらったりして喜んでいただくのは当然の事なのですが
それだけじゃない何か。。
とくに、僕が働いている様なわりと小箱なお店は、お客様にとっての『居場所』の要素がお店の存在価値に繋がるのかなぁと感じています。

お家じゃない場所で1人になりたかったり
誰かに会いたかったり
大切な人と過ごしたかったり
お友達や恋人を求めたり、、^ ^

ちょっと気取った言い方をすれば、、
一番身近なエンタメだったり、健全なオトナの遊び場的な、、。

今回のコロナ禍で、飲食店側もお客様側も改めて感じた事のひとつではないでしょうか?

どうにか生き延びるために笑
テイクアウト事業にも力を注いできましたが、、

『やっぱり、なんか、寂しい。。』
そう痛感した数ヶ月でした。

僕の仕事は、料理はもちろんのこと接客やその他ほぼ全般です。
もともとは、料理を作る事が好きで始めたこのお仕事ですが、、
経験を重ねるにつれ、本当に好きなのは
『誰かの為に料理を作る』ことだと気付かされました。
そして、お客さんとの会話や雰囲気を感じて『どうすれば一番喜んでもらえるかなー?』なんてことを考えながら作る事が楽しくて
喜んでもらえると疲れも吹っ飛びます。

ある意味その感覚が多くの飲食業の悩みである低賃金長時間労働(イメージ?現実?笑)だとしても麻痺させちゃう魔力なのかも、、、笑
#お客様の笑顔は麻薬だ

そんな事はさておき
テイクアウトのようにただ料理だけを作るだけの飲食業務はやっぱり自分の性分には合わないな〜と、、

AI技術の発展やコロナ禍で存続が脅かされる職業のひとつではありますが、、笑

存在価値を信じて!
これからも1人でも多くの方の『居場所』で在り続けられるように頑張っていきます^ ^

今後は、これまでに培ってきた調理理論や、レシピなんかも少しずつ投稿していけたらなと思っていまーす^ ^

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