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今どきの子どもたちや若者の「三つの生きづらさ 2021」

今どきの子どもや若者のコミュニティーは、

強い力に従い、
多数の意見に同調し、
本音でやりとりせず、
キャラを設定して安心できる場所を確保している

......ように見えますが、

実はそこは同時に、いつ排除されるか常におびえている「安心できない安心空間」であると言えます。

では、その生きづらさについて一つずつ考えてみましょう。

【強い力や多数の意見に合わせる関係】
強い力や影響力のある者の意見 、そして多数派の意見に合わせなければならない生きづらさがあります。合わせないと孤立し、場合によっては排除される場合もあります。

【嘘芝居関係】
本音でつき合うと関係が壊れるのでお互いに本音ではないことを了解しつつ付き合うことの生きづらさです。そんな関係の中でストレスを抱えたり関係が広がれば広がるほど孤独感を感じる事になります。嘘芝居ができなかったり自らの意思で降りたりしている者は空気が読めない者として排除されることもあります。

【キャラ設定作業】
その場に応じたキャラを起てなければ排除される不安があるのでメンバーや空気に合わせた自分のキャラをつくりながら付き合うことの生きづらさです。時には意図的にいじられる位置に自分をおいてその空間を居場所としたり過度な悪ふざけができるキャラを演出する者もいます。

しかし最近になって、こういった「安心できない安心空間」から降りる子が出てきています。

自ら降りる子は仲間関係や学校を拒否して自分らしい生き方をさぐる作業を始めたと言えます。

しかしそれが理解できない学校は、それを問題としてとらえ、学校的な価値の中で生きることをすすめ、結果的に安心できない安心空間で生きることを強いることになっているのかもしれません。

(*ᴗˬᴗ)⁾⁾

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