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002. 私のふるさと vol.1

みなさんの地元、ふるさとはどこでしょうか?

生まれてからこれまでずっと同じ地で過ごされている方、生まれた地と育った地が違う方、様々いらっしゃるかと思います。


自分自身はというと、
兵庫県明石市で生まれ育ち、大学進学と同時に北海道へ。
そして就職で半年ほど静岡で過ごしたのち、神奈川県へ。
県内でも1度引っ越し、いまは東京都内に住んでいます。

北海道を出たタイミングから、都内に来るまでわずか1年半。
なかなかの回数の引越を短期間で経験しました。
引っ越しの話は、またどこかでたっぷりお話するとして、
今回は18年間生まれ育った地元、兵庫県の明石市について紹介します。

明石海峡大橋


兵庫県明石市という地名に、皆さん必ず1度は聞き覚えがあるのではないかと思います。
そうです。東経135°、日本の標準時子午線が通っている街です。
小学校の社会の教科書で見ましたよね?

最近では、市長さんが有名になったときもありました。

明石駅からのアクセスは、
世界遺産姫路城のある姫路駅まで電車で約20分。
神戸駅までは約15分、大阪駅までは約40分と便利な街でもあります。


また、瀬戸内海に面しているので、海の幸も有名です。
鯛、タコ、海苔などは特に有名で、鯛はグルメ系の某テレビ番組で取り上げられたほどです。

タコに関しては、街の至る所にタコの看板があったり、明石観光PR隊長がタコだったり、タコ愛に溢れる街ですね。

そして、海苔といえば「明石のり」

佐賀県佐賀市、熊本県熊本市に続く、全国3位の収穫量だそうです。思ってたよりすごいですね。私も知りませんでした。
明石のりがおいしいということだけは知っていました。

海産物からは少しずれるかもしれませんが、私の好きな食べ物ランキングベスト10にランクインし続けている、「イカナゴのくぎ煮」も有名です。

農林水産省Webサイトより

「イカナゴのくぎ煮」は生のイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮で、瀬戸内海沿岸地域で古くから作られている郷土料理。煮上がった姿がさびたくぎが曲がったように見えることから「くぎ煮」と呼ばれている。神戸が発祥の地と言われ、元々漁業関係者の家庭で作られていた料理だったが、1980年代以降、一般に広く知られるようになった。明石の漁業協同組合の女性たちが、漁師向けに濃い味付けだったくぎ煮を一般家庭向けに改良したレシピを作成し、料理講習会を開き、普及に努めたこともきっかけの一つ。

農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_1_hyogo.html

「イカナゴのくぎ煮」とは何か、なぜ「くぎ煮」というのか、は引用の通りですが、
ご飯のお供に最高です。

もともとは明石市のお隣、神戸が発祥の地らしいですが、明石の漁業共同組合の女性たちの普及活動もあったようで、
今では明石のお土産として売られているのをよく見かけます。


ほかにも、食べ物関連で忘れてはいけないのが、明石と名のつく、「明石焼」ですね。

好きな食べ物はなんですか?と聞かれると、「明石焼です!」と答えるぐらい好きです。
地元を離れてから、より一層好きになったところもあり、離れてから分かるありがたみですね。

「明石焼って出汁につけて食べるたこ焼きね!」
違います。

明石焼は、もともとは「玉子焼」の名で呼ばれており、
明石市職員が明石のPRの一貫で、「明石焼」と名前をつけ、それが広まったようです。

たしかに、地元では「玉子焼」という旗が見られることが多く、材料のうちの卵の割合がたこ焼きより多いです。

また、加熱しても硬くならない「じん粉」という小麦粉のデンプンを精製したものを使っているため、ふんわりとした焼き上がりになるようです。

詳しい作り方が農林水産省のHPにありましたので、ぜひ作ってみてください。


食べ物の話ばかりでお腹いっぱいになってしまいましたね。
明石の観光名所も紹介したかったのですが、また次回以降に紹介します。

今回、自分自身の地元の郷土料理を調べてみると、知らないことも多く、新たな発見もありました。

大好きな地元のことをより知れるのは嬉しいですね。

これを機に、皆さんの地元の郷土料理を調べてみてはいかがでしょうか。
今まで知らなかった意外な発見があるかもしれませんね。

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