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書く習慣(著:いしかわゆき)を読んでみた

noteを書くようになってから、「書くこと」についての本がオススメに上がってくる機会が増えました。
その中でも目を惹いたこちらの本、サンプルを読んで間髪入れずに購入。
自分が求めているものそのままのタイトル、柔らかい印象の表紙、いしかわゆきさんの優しい語り口調…活字に慣れていない私にとっては全てがマッチしました。


素直に一つ、書く勇気がもらえました。
と言うより、勇気がいらないことを教えてもらえました。

・自分語りをするために書いていい
・誰にも見られない前提でいい
・「うわぁ〜」と思ったら「うわぁ〜」と書いていい
・他人は他人の意見を知りたがる、だから周りに合わせず自分の意見を書く
・「この文章意味があるのかな」は考えない、意味づけをする人は読む人
・下手くそで公開しちゃえ!
・下手な文章でも「ちゃんと世の中に公開した側の人間」になろう

「人を惹きつける為のポイント」や「読んでもらう為の工夫」等にも触れていますが
私にはとにかく「意味づけをする人は読む人」と言う言葉が響きました。

言われてみれば、私も「この映画を見た人はどんな感想を持ったんだろう?」と思い検索することが多いです。1人行動が多いので尚更。
観光地の情報も最終的にはより生の声を求め、ブログやVLOG等を検索しています。
自分が書いた内容を後から見直して「あの時はこんなこと考えていたんだ」と振り返ることも出来て、更には誰かの為になるなんて一石二鳥。
この気付きは、書くことがスッと楽になった瞬間でした。

そしてもう一つ、「ちゃんと世の中に公開した側の人間になろう」と言う言葉。
これは書くこと以外でも当てはまることが多く、ガツンときました…😭
私が今達成したい夢や目標は、人の目に留まることが必要不可欠です。
なのに「まだ人に見せられるクオリティじゃない…」とか「もう少し自信を持てるようになってから…」といつまで経ってもその一歩が踏み出せずにいます。
こうしてモジモジしている間にも、何かを発信している人、何かを残している人の方が何歩も先に進んでいるのです。
だからと言ってすぐに自分の性格やペースを変えることは難しいですが、それでも「一歩踏み出したい!そしてその一歩は思ったよりも重たくない!」と気付けただけで、この本と出会えて良かったです。


振り返ればnoteを始めてそろそろ1年…発信することに慣れるという目標もあったのに、未だに私にとって投稿は一大イベント。
日々の些細な出来事でもまとまりのない感想でも、自分の気持ちに素直に、文章を書くことを楽しみながら綴っていきたいと改めて思いました。

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