燕岳登山日記2・憧れの燕山荘
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燕山荘チェックイン。
ホテルのような快適さにホスピタリティとは聞いてはいましたが本当でした。
受付から寝所までのスムーズなご案内、端々まで清掃された温もりある内装。
寒い中登ってきた体も心もほぐされるような空間でした。
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平日、雨降りの中なのでガラガラかと思いましたが、思ったよりたくさんの人がすでにチェックインされてました。
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ガスは暫く晴れそうにないので、とりあえず一通り山荘を探検。そして喫茶室に…
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山小屋泊になったらやりたかったこと。山の上でカンパーイ!
生ビール(1100円)もありましたが、ひとまずは黒ラベル(500円)で。うーん、沁みる。
そのまま一眠りしようかと思いましたが、目が冴えてるので今度は談話室に。
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山の上で読む「山と食欲と私」はまた格別です。スマホは電波を全くキャッチしないけど、全然退屈しない。
夕方になるとちょっとガスが抜けてきました。
お外に出てみると…
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風に煽られる雲がワイルド。そしてテント泊勢の方も結構おられる。
北アルプスの雄々しい姿に見惚れてると時間は17時になり夕食タイム…
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シンプルに見えますが、これが本当に全部、一品一品美味しいんです!お米があっという間になくなる…(ちなみにご飯と味噌汁はセルフでおかわりし放題)。
デザート付きなんですが、この杏仁豆腐がまた絶品でした。ちなみに喫茶室ではケーキセットも提供されており、こちらもまた山の上とは思えないお味だそうです(今回頂くタイミングがなかった💦)
そして燕山荘の夕食時の名物なのがオーナーさんによる山のお話。今回はご不在ということで録画の再生でしたが、これがまた引き込まれる…
・北アルプスの魅力
・登山で陥りやすいトラブル、病気
・北アルプスの動物たち(調教される熊の衝撃🐻)
etc
いつまでも聞いていたいような貴重な話だったのですが、なにやら、背後の窓の外で見切れている人々が気になる…万歳したり、ポーズ決めたり…🤔
絶対ブロッケン現象で遊んでるじゃん!!!
オーナーのお話には後ろ髪引かれるけど、ブロッケンは未体験な私。思わず飛び出しました。
そして山小屋の外の世界は…
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誰もが憧れる槍ヶ岳がお目見え。雲の流れから垣間見える天を突く峰は余りに神々しくて、周りの知らない方々と一緒に思わず歓声をあげてしまいました。
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そして振り返ればブロッケン。
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ブロッケンをもたらした雲は鎮まっていき、やがて雲海に。
悪天候の後の山ではドラマティックな景色が、とは聞きますが、360度どこを見るか悩むほど刻々と変化していく絶景でした。
雨具を忘れ、雨に降られたことは痛い教訓でしたが、この日を選んでこの日の景色を拝めたことはきっと生涯忘れえぬことと思います。
そんな感傷に浸りながら日没を見届けるとそそくさと寝床へ。
そう、ここからが私の燕岳のお目当てです。
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