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交通関連のつぶやき

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交通に関連する解説的つぶやきを掲載しています。 交通関連の法令、交通事故、自動車保険などが題材の中心です。 マガジン「交通関連の解説」を補完するものです。 マガジン「交通関連の… もっと読む
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緊急自動車に追走して逆走する一般車のYoutube動画を見て 緊急自動車の後方ドラレコで、 逆走や赤信号交差点進入などの重大な違反が見つかる場合には、 警察に情報提供し、違反検挙してもいいのではと思う

コンテストのお題、メルカリと言えば 交通事故傷害保険付きの「黄色いワッペン」がポケモンコラボだからと メルカリに出品されているのを思い出した 紛失時には無料再配布される点が対策不十分な感 シリアル番号、配布先の管理が必要か https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20240220release_jp.html

某方面の 「真っ当な批判」認識vs「誹謗中傷」認識の民事裁判 裁判そのものにはさほど興味ないものの 裁判結果の不履行者への対応 金に糸目つけず、回収できるまで徹底的に、法的にやる というのは 無保険で無い袖振れない交通事故加害者からの取り立て という視点で興味がある

左方左折車と右方直進車の優先関係 同幅員で道路間の優先関係がない場合 左方左折車と右方直進車の優先関係は…… 法解釈上は、左方左折車が優先 ただし運転慣行上、直進車が優先と考える人は多く、 基本過失割合は50対50 法解釈至上も、法を知らず運転慣行至上も、どちらも危険

車線変更 車線変更先に後車がいて 車線変更によって後車が車間不保持(道交法26条違反)となる場合 後車は車間保持のために「速度……を急に変更」する必要が生じる このとき前車には、道交法26条の2第2項に基づき、 車線変更を差し控える注意義務が生じる 速度と車間距離が基準

贖罪寄付 交通事故等で、被害者や被害者遺族が見舞金等を受け取らない場合に、 改悛の意思を示すときに使われる

台湾の中央政府の寄付受付情報を探していて…… まったく別の情報に辿り着いた 台湾の普通免許には有効期限がないらしい 重大な違反を起こさない限り、75歳まで更新手続はないらしい そして、日本とは運転免許相互承認制度あり https://www.youtube.com/watch?v=egpg5bZjgMA

『実務裁判例 交通事故における過失相殺率 第3版 自転車事故・駐車場事故を中心にして』p.76 裁判例25:自転車同士の逆走事故の過失割合 順送30:逆走70 順送側にも前方注視義務と回避措置義務は当然として 「停止や車線変更が自動車と比較して容易である自転車」もポイント

煽り運転被害と救護措置義務(道交法72条前段)の関係は悩ましい 例 幅寄せ → 接触 → 煽り車両の路外逸脱等の大事故 一方的被害車両の運転者にも救護措置義務は課される 車から下りて相手車両に近づけば逆上してくるかもと考えると、 ドアを閉めたまま警察を呼ぶくらいしかないのか

8連おむすびプロジェクト https://www.youtube.com/watch?v=a-nVSDzOug0 国道絡みでは、 兵庫の日本一短い国道か、 随所にある酷道くらいしか見たことがない 来年度に8連おむすびモニュメント設置予定 出来上がったあと、見に行く機会はあるだろうか

『判例タイムズ』【104】 信号のない交差点、交差道路が一時停止規制の場合、 見通しがきく交差点ではどうか 一時停止を履行しそうにない暴走車が交差点に接近するとき 見通しがきくなら、暴走車の動静は容易に認識できる 暴走車を気にせず交差点進入すれば、過失が付くように思う

『判例タイムズ』【104】 信号のない交差点での出会い頭事故は 見通しがきかない交差点の場合が多い 見通しがきかない交差点では、 交差道路が一時停止規制でも、 自車道路が優先道路でない限り、 道交法42条1号の徐行義務を負う 制限速度のまま交差点進入すれば、当然に過失が付く

カーブでの追越し禁止は、道交法に明記はない しかし、追越しを差し控える注意義務は当然にある 昭41.10.27東京高裁 自動車の運転者は、法定の追い越し禁止場所に該当しなくても、前方の見通しが困難な場所においては、追越しを差し控えるべき業務上の注意義務がある。

『「交通事故」実務入門』 交通事故に関わる実務の全容を幅広く把握するうえで 持っている書籍の中で一番分かりやすそう 対象読者が若手弁護士ということもあり、難解ということもない 加害者/被害者、刑事/民事、多彩な立場に対応 政府保証事業にも触れている