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亀山真一って何者?

 霊感の強い変人カメラマン……でもいいんですが。(連載小説『黒い羊のいる世界』より)

 透明文芸部に入ってから改めて自己紹介を書きたいなぁ、今 note 界隈でも流行っているしなぁと思っていたのですが、考えれば考えるほど自分が何者か分からなくなりました。

 一番簡潔なのは「物書き志望の27歳、契約社員」でしょう。自宅待機で全然仕事していない割に書き物ができなくて困っていますが……執筆って何故か忙しい時の方が捗るものですよね?

 そんな僕が自己紹介でやりがちなのが「書いてます」アピールです。noteユーザーは皆さんクリエイターなのであまり意味ない気もしますが、とりあえず書いときます。
 大学の卒業制作を自費出版しました、物書き学校に通っています、長いこと演劇やっていますetc……その全ての過程において自分の作品を褒められるので、あとは運さえよければ職業作家になれると思い込んでいます。

 それから生まれも育ちも東京の都会っ子……というよりは江戸っ子ですかね。アナログ派だし「し」と「ひ」の発音苦手だし。違うか。
 顔だちも性格も趣味嗜好もバラバラな姉1人と弟2人がいます。血筋なのか育った環境なのか似てないくせにノリだけそっくりです。要するにみんな自由人。

 趣味はと聞かれるとつい読書観劇と答えてしまうのですが、物書きになりたいなら仕事の内だし実のところ趣味と言えるほど読んだり観たりできていません。
 まあ過去の記事を読めば、僕が多趣味というか好きなものがたくさんあることは分かると思います。この辺りは「何者?」には直結しないので割愛で。

 あと、自分が身体障害者であることも僕を語る上で避けては通れないでしょう。18歳の頃から車椅子生活をしていて、でも完全に歩けないわけじゃなくて……この面倒くさい先天性疾患の説明は難しいですがいつかきちんと言葉にしてみたいものです。

 なかなか上手い表現が見つかりませんが、僕は苦労知らずのゆとりっ子なのではないかと思っています。ゆとり世代という意味合いもありますが、それ以上に頭がゆるいから苦労していないのです。
 小中学生の頃は鈍感すぎていじめに気付かなかったし、そこそこ勉強が出来たから推薦で入れる大学に入ってしまったし、引きこもりが性に合っていたため車椅子生活にすぐさま適応してしまいました。流石に症状が辛かった頃は大変でしたが障害者雇用制度のおかげで今の会社に就職できたとも思いますしね。

 ……あ、あれだ。

 ディグラム性格診断で叩き出した「無邪気なハッピー野郎、自由過ぎる永遠のお子様」がいいかもしれません。数年前に「VS嵐」を見て試したら松本潤さんと同じで「永遠のお子様」なのに嬉しくなってしまいました。
 こんな奴なので僕の書く小説には毒が少ないようです。いい人しか出てこないと言われたこともありますし、主人公を追い詰めるのが苦手なためクライマックスが弱いらしい。僕が作家になるのに運以外に必要なことがあるとすれば人生経験を経て大人になることでしょう。

 以上「亀山真一って何者?」の答えになっていたでしょうか。質問感想お待ちしております。

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