見出し画像

東部地域局通信 第9号(2023.7.24)

 静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2023年7月24日時点のものです。


伊豆・富士山地域の歴史文化資源 を活用した
観光地域づくりを考えるワークショップやセミナーを開催

観光関係者向けワークショップ(6/15・伊豆市)

 県では、大河ドラマの放送を契機に歴史・文化資源を活用した 誘客・周遊促進に取り組んでいます。 今年度、伊豆・富士山地域では、これまでの取組の集大成として、 観光関係者や学生等を対象としたワークショップやセミナー、住 民向けシンポジウム、デジタルスタンプラリーを連携させながら 実施し、当該地域の歴史・文化資源を活用した誘客・周遊促進の 定着を図ります。
 第1弾として、6月から伊豆市と沼津市で観光関係者を対象に 伊豆・富士山地域の歴史・文化資源を活用した地域活性化の方法 を考える4回連続のワークショップを開催しています。
 また、7月からは、三島市で学生や企業等を対象とした5回連続 の「歴史や文化を活かした商品プラン開発セミナー」がスタートし ました。 大河ドラマを契機とした取組が一過性で終わらないよう、今後 も地域の皆さんと一緒に歴史・文化を活用した地域づくりを進め ていきます。

                           (担当:小玉)


市町制施行の節目の年を迎え、様々な記念事業が行われます
沼津市:市制 100 周年
函南町・清水町:町制 60 周年

 沼津市の市制施行年月日は、大正12年(1923年)7月1日。令和5年7月1日に、 記念すべき市制施行100周年を迎えました。
 沼津市は、静岡県内では静岡・浜松に次いで3番目に誕生した市(当時)で、 東部地域では100周年を迎える初めての市です(※小山町は、昨年、町制施行 110周年を迎えています)。
 また、今年、東部地域では、函南町が令和5年4月1日に町制60周年(昭和38年 4月1日町制施行)を迎えており、清水町が令和5年11月3日に町制60周年(昭和38 年 11月3日町制施行)を迎えます。
 それぞれの市や町で、住民と一緒に節目の年をお祝いする記念事業が、芸術・ 文学・音楽・スポーツ・グルメなど多岐にわたり、様々に予定されています。
 例年開催されているお祭りなどのイベントも、記念事業として一層充実した 楽しみな企画となっています。
 自分の住む市町のこれまでの歩みを振り返るとともに、様々な記念事業を通し て、自分の住む市町、近隣市町の魅力を改めて発見する機会としてみてはいかが でしょうか。

                           (担当:植松)


管内市町危機管理担当職員を対象に
「風水害対応イメージTEN」研修を開催

 近年、広域化・長期化する降雨や台風の大型化など、甚大な 被害を及ぼす降雨が頻繁に発生しています。
 本県においても、昨年の台風15号や、記憶に新しい先月6月 2日から3日にかけての梅雨前線等の影響による大雨により、 土砂災害や浸水被害などによる人的物的被害が発生しました。
 東部地域局では、風水害への備えと対応力強化の一助として、 市町の危機管理を担当する職員を対象として、毎年、図上イ メージトレーニング演習「風水害対応イメージTEN」を開催して います。今年度は6月6日(火)に開催し、22名の市町職員が参 加しました。
 風水害対応イメージTENには自主防災組織編もありますの で、地域での実施を希望する場合は、各市町の危機管理担当課に御相談ください。
                           (担当:河村)


【予告】関東大震災から100年に伴いSNSで防災啓発をします!

 関東大震災は、大正12年(1923年)9月1日に相模灘を震源として発生し、全国で死者・行方不明者数が10万人を超える大きな被害をもたらしました。
 その関東大震災が発生してから、今年で100年になります。 東部地域局では、「関東大震災のことを知ってほしい」「防災意識向上のきっかけにして欲しい」という思いから、8月1日から9月8日までを「関東大震災100年防災啓発推進期 間」とし、東部地域局公式ツイッターで平日に毎日投稿する 予定です。
 関東大震災により、静岡県内にどのような被害が生じたかや、家庭でもマネできる防災実験動画などを投稿する予定 です。
 ぜひ御覧ください。
                           (担当:鈴木)


静岡県の危機管理担当職員が自衛隊の訓練を体験しました!

 6月15日(木)から16日(金)にかけて、「静岡県危機管理・ 宿泊体験研修」として、東部地域局をはじめ、危機管理業務に 携わる22名の県職員が、自衛隊板妻駐屯地(御殿場市)で自 衛隊訓練を体験しました。
 患者搬送訓練では、約400メートル離れた坂の上まで、患 者役の自衛隊員を担架で搬送しました。
 今回の研修を通じて、自衛隊の活動への理解が深まったと ともに、自衛隊員が日々厳しい訓練を重ねていることを改め て実感しました。研修で培った規律と鍛えた精神力を、今後の 危機管理業務に活かしていきます。
【研修内容】
防災講話 ・基本教練 ・非常呼集 ・行進訓練 ・患者搬送訓練 ・障害走 ・ 施設見学 等
                           (担当:鈴木)


チームブリヂストンサイクリングの徳田優選手(とくだすぐる)に
サイクリングコースを紹介していただきました!

 三島市に拠点を構えるサイクリングチーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」の徳田 優選手に、東部地域のサイクリングコースを紹介していただきました!
 今回紹介していただいたのは、道の駅伊豆のへそ(伊豆の国 市)をスタートし、海沿いの道を通って大瀬崎(沼津市)へ向か うコースです。平坦基調で、美しい駿河湾と富士山を眺めるこ とができ、初心者の方でも存分にサイクリングを楽しむことが できる素敵なコースです!
 駿河湾、富士山、大瀬崎を一望できる絶景スポットもあります。
 自転車競技や地域の魅力についてもあわせてお話を聞きまし た。そこで徳田選手は「自転車は免許もいらず、誰もが最初に触 れる乗り物。乗り手が技術を持って安全に走れば、決して危ない 乗り物ではない。だから、より多くの人に自転車に触れてほし い。」と、語っていました。徳田選手の、自転車に対する熱い思い が伝わりました!
 皆さんもぜひ、サイクリングを楽しんでください!


東レアローズの富松マネージャー、米山選手に
東部地域の魅力を教えてもらいました!

【富松崇彰(とみまつたかあき)マネージャー】

(三島市周辺の印象)「美味しいものがたくさんあって、水が綺麗と いう印象です。食べることが好きなので、そこに目が行きがちですが、 すごく美味しいものがたくさんある印象が強いですね。 選手の頃は食事のコントロールがありましたから、あまり食べれなかったんですけど、 今はスタッフなので自由に美味しいものをいただいています(笑)」 (三島市周辺の感想)「都会にはない、静かさがありますよね。都会が好きな人には ちょっと物足りないけど、住んでみると、すごく住みやすいですね。抽象的ですが、 やっぱり、『いいんだ』と思います。」

【米山裕太(よねやまゆうた)選手】

(三島市周辺の印象)「水が綺麗。子どもを連れていける川があり、 川遊びをしたこともあります。自分も一緒に楽しみました。公園も いっぱいありますよね。気軽に遊びに連れて行けるところがたくさんあってすご い。近くの公園には、ザリガニもいたりして、ザリガニを捕まえたりしました。最近 は、沼津の千本浜にも行きますよ、散歩したり、海を眺めたりしています。 富士山は、見る場所によって普段見ているのと違う角度からの富士山を見るこ ともできるので、それがちょっと楽しいですね。例えば、御殿場方面に行くと、富 士山に登っている感じで見えてそれも面白いですね。」

                           (担当:長野)

【東部地域で話題の取組】
「熱海の森に、新しい風を」
NPO法人熱海キコリーズ 代表 能勢友歌(のせゆうか)さん

 NPO法人熱海キコリーズは、「熱海の森に新しい風を」とい うビジョンを掲げ、持続可能な林業や地域復興の実現を目指 し活動しています。メンバーは、他に本業を持つ20代から60 代までの21人で構成され、週末にキコリーズとしての活動を しています。主な活動としては、間伐等による森林保全、それ らの間伐材を活用した製品作成、そして森林を活用した体験・ 教育事業などを実施しています。
 代表の能勢さんは、2022年8月に伊東市で開催された知 事広聴「平太さんと語ろう」に登壇し、熱海キコリーズの活動 内容などを紹介されました。活動をする上で心掛けているの は「一般市民の方と一緒に作る森林空間」であり、「森という 存在に愛着を持っていただき、身近な存在になってほしい」 という思いなどをお話されていました。
 熱海キコリーズでは、小学生向けの自然教育として、南熱海のお寺「富西寺」 と協働で「森の学校」を実施しています。月1回の頻度で、今年度4月から約10 か月間かけて「富西寺の森を一緒に作ろう」をテーマに、子どもたちが森の中で 見たもの、触れたもの、感じたことから、「森にあったらいいな」を考え、それを 形にしていきます。 このプログラムを通して、子どもたちの五感や「生きる力」 を育むことを目的としています。 第3回(R5.6.25実施)は、森の中の「秘密基地」にあったらいいなと思うもの を考え、「落ち葉のプール」を協力して作りました。
  詳細は東部地域局公式noteから 御覧ください。
                                                               (担当:中野)