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アナログ営業~飲み会編~

とにかくたくさん人と会いなさい。とにかく毎晩飲み歩きなさい。
経営者とはそういうものだ。その中から仕事が生まれるんだ。
開業するとこういう話を一度はされたことがあるのではないでしょうか?

私は1年以上前にブログで、飲みニケーションは絶対に必要なものではないと提唱しました。
今でもその考えは変わっていません。
(参照記事:トクトメブログ→飲みニケーションは必要か?

とはいえ、私は最近また飲み会へ参加しています。
なんのために行くのか?酒の場で本当に営業するのか。
そういうようなことをオンラインGYMで話題にしたので、一度しっかり書いてみたいと思います。


飲み会へ行く理由

結論としては、飲み会でしか会えない人と出会うためです。

飲み会の内容にもよりますが、普通に生活していたのでは出会えないような人と出会えるきっかけがあるのが飲み会です。
いつも一緒に飲んでいた仲間の一人が実は大手の役員だったとか、実はとんでもない経歴をもっていたなんていうのはよくある話です。

その人との出会いが直接仕事に繋がるかどうかは私は重要視していません。
その人たちの人生の経験値やビジネス理論や業界動向をお聞かせいただくだけで、そこには換金不可能な価値があるからです。

もちろん、直接仕事に結びつく場合もとても嬉しい誤算ですが、そういう姿勢でばかり飲み会に参加する人間は敬遠されて誘われなくなりますw


飲み会でなにするの?

ひたすら色んな人(自分が好意を持てる人)とオープンマインドで話をします。
仕事ではないですし、苦手だなと思う人が居た場合は失礼のない程度には接しますが、わざわざ自分から関わりには行きません。
そもそも、苦手な人に対してオープンマインドなんて不可能です。

オープンマインドでというのも理由があります。
ビジネスの場においても、『まず与えよ』というセオリーがありますが、それと同じです。

まず自分が心を開かなければ相手も心を開いてくれません。
自分が何も話さないのに相手のことは聞きたいなんてありえないということです。
聞きたい気持ちが強すぎて、過ちを犯している人がたまにいるので気を付けましょう。


とはいえコミュ力が無いんですが。

飲み会にはバケモノ級のコミュ強がたくさんいるので、コミュ力が低い人が数人混ざっても大丈夫です。

とはいえ、自己紹介も出来ない、聞かれたことになんの返事もしないというのであれば正直ちょっと難しいです。
勇気を出して行ってみようかなって思えるレベルの人であればここまでの人はいないかなぁと思います。

自分から話題を作って話しかけるのが難しいのであれば、誰かの話題に返事をしたり、返事も難しければ笑顔で相槌をうっていれば迷惑にはまずなりません。
一番よくないのは人の話もろくに聞かずにツマラン顔をして構って欲しそうにすることです。

理由は様々あれど、みんな何かしらの良い縁を求めて飲み会に来ているわけです。
ツマラン顔をしてる奴に構ってる暇はありません。
しかし、控えめでもニコニコと人の話をしっかり聞いている人には相手から話しかけてくれます。

緊張するとその笑顔すら出来ないという人は、徹底的にウエイター気分になってみてはいかがでしょうか?
このテーブルの裏回しは自分だ!ぐらいに思って、ドリンクの注文や空いたお皿の片づけ、ナイスなタイミングで店員さんを呼ぶ等、人ではなく『場』全体を把握して、困ったところに手を伸ばす感じです。

ドリンクは同じのにしますか?とか、トイレはあっちにありましたよ等、話すきっかけも自然にでてきます。
好きなお酒の話から好きな食べ物の話などが出来れば、あとは自然に広がっていきます。

上手に場を回すことが出来なかったとしても、一生懸命楽しい時間を作ろうと努力していた姿は必ず誰かは見ています。
特定の人にしかそういう行動をしないのであれば媚を売っているとか点数稼ぎとか言われる場合もありますが、全員に一律対応出来るなら大丈夫です。

あくまでも回すのは人ではなく、場です。


好かれる人、嫌われる人

飲み会で好かれやすい人と嫌われやすい人の傾向についてまとめてみます。
多少私の偏見が入っているかもしれませんが、参考程度にご査収ください。

好かれる人
・話が面白い人
・話を聞くのが上手な人
・場の雰囲気を盛り上げようと努力する人
・全員に均等に気配りしてくれる人
・道化を演じてくれる人
嫌われる人
・自分の話しかしない人
・尋問のように一方的に聞いてくる人
・あからさまに雰囲気が悪くなる言動ばかりする人
・参加者内で人によって態度を変える人
・常に虚勢を張ってカッコつけてる人

要約すればするほど当たり前のことしかありません。
結局、飲み会も人と人の交流の場ですので、職場やご近所付き合いや友人の集まりなんかと何も変わらないです。

モラルをもって行動し、絶対にみんなに好きって言わせてやるぜ!みたいな勘違い行動を起さないことが肝要です。

特にビジネスに寄った飲み会では、一方的な情報の搾取はタブーです。
なんで飲み会にきてアンタに無料で講義してあげなきゃならんのだと思うのは当たり前ですよね。
聞かれている側はお金を払って全く楽しくない話をさせられているのです。そういうことは事前にちゃんと事務所を通してアポをとって、相談料を払ってお願いしましょう。
(回数と質ともに常識的な範囲での質問は怒らずに答えてくれる人が多いと思います。)


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