年賀状は必要か?
今日は2019年12月24日、クリスマスイブです。
クリスマスイブ自体は行政書士にとって特に業務に影響はないイベントなのですが、クリスマスイブが終わると何が起こるか。
そうです、年末進行。
役所最終日までに申請を終えたり、調査すべきことを終わらせたり、請求書や領収書を発行したり、年賀状を作成したり。。。
やるべきことがたくさんあって、行政書士に限らずともまさに師走という状態になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、通常業務の締切期限が短くなって忙しくなるのは仕方ない事として、仕事関係者に送る年賀状はこのご時世に本当に必要なのか?
このことについて私なりの考察を今日はまとめてみたいと思います。
年賀状は必要ない説
これだけ通信が発達した時代において、わざわざ紙で年賀状を送る意味なんてあるでしょうか?
年始のご挨拶をするだけならホームページに書いておけばお客様は読んでくださるでしょう。
それではホームページを見ないお客様には届かないということであれば、メール等でご挨拶を送ればいいのではないでしょうか?
一度定型文を作成すれば全ての関係先に一斉送信も出来るので年賀状を書くよりかなり時短になります。
何より年賀状を送る場合、もらっても管理が面倒だし返事を出さなきゃいけないという負担感を相手に与える懸念があるのが気になるところではないでしょうか。
最近は「年賀状やめます」という動きも随分活発になってきたので、そういう方にはいっそ右に倣って年賀状をやめてみたり、メールやLINEで挨拶を送った方がお互いに気が楽なのではないかというのは十分考えられます。
デジタル年賀状を出そう
年賀状必要無い説に立つと導き出される結論としては、やるとしてもデジタル年賀状でいいじゃんという形になりそうです。
ではデジタル年賀状はどんなものがいいか考えてみました。
①メルマガやLINE@で送る
日頃から配信している人なら元旦に配信設定をしてメルマガやLINE@でお送りすれば十分でしょう。
ただし、それ以外の関係者には他の方法で別途対応する必要があります。
②一斉送信メールで送る
やり方を知らない人はいないと思いますが、宛先に自分のメールアドレスをいれて、残りは全てBCCで一斉送信します。
これなら受信者に他の送信先がバレることもないので個人情報の問題もクリアできます。
③個別メールで送る
定型文を作り、そこに敬称をいれてそれぞれに個別でお送りする。
上の2つに比べるとあなただけに書いたメールですよという想いは伝わりやすい反面、手間がかかるしコピペミスやお名前の書き間違い等のリスクも生じてきます。
④SNSに投稿する
Facebook、Twitter、Instagram、ブログ、LINEのタイムラインに投稿し、見てくれる人にだけ伝えるスタイルです。
これなら相手側に負担感は一切感じさせずにご挨拶をすることが可能ですが、全体をひとくくりにした方法なので特別感は一切ありません。
⑤LINEやメッセンジャーやチャットワークで送る
定型文を作成し、個別にLINEやMessenger等の相手方と日頃やりとりしているツールで個別にお送りする。
日常の連絡ツールを使用するので気軽だが、気軽ゆえに一斉に返事が返ってくると収集がつかなくなる恐れがあります。
年賀状は必要説
年賀状不要説について一旦考えたところで、今度は必要説についても検討してみましょう。
友人や身内であれば年賀状をやめようと電話やメールですませようとどっちでもいいけど、仕事関係者となるとそうはいきません。
ビジネスにはマナーが必要です。
年末にはカレンダーやタオルを持ってご挨拶に行き、年始には年賀状を送る。
良し悪しは別として、これが従来から連綿と続く恒例行事であり、今でも大きな会社や年齢が高い人ほど大切にしている風習だと感じます。
礼を逸して関係が悪化することはあったとしても、礼を尽くし過ぎて悪化することは仕事関係者では考えにくいので、やらないよりはやっておいた方が間違いはないだろうという風に考えられるのではないでしょうか。
アナログ年賀状を出そう
そもそも現在は様々なデジタルツールやサービスが充実しているからこそ、紙の年賀状を作成するのにそれほどたいした時間はかかりません。
デジタルだろうとアナログだろうと年賀状製作にかかる時間はそう大きくは変わりません。
①業者に全て任せる
今は宛名すら印刷して発送手続きまで全てやってもらえます。
費用はかかりますが、せっせと年賀状を作ってる時間があるならその時間で事業主はもっと数字を出せばいいだけなので有益なアウトソーシングだと思います。
②好きなデザインを作成して印刷する
今有料も無料も含めてたくさんのソフトがありますし、素材をダウンロードするwebサービスも充実しているのでそれらを利用して世界で1つだけの年賀状を作成し、宛名と印刷はプリンターに任せるだけ。
③宛名だけ手書きする
かなり大変ですが、大変だからこそ、もらった側は一目置いてしまう宛名が手書きの年賀状。
両面とも印刷が当たりまえになった今だからこそ、かなりレア度が上がったものの、枚数によってはかかる時間ははかりしれない。。。
④一言だけ添えるアナログ
両面印刷してあるものに、一言だけ手書きでその人宛のメッセージを書き加える。
最近はデザインが充実してるし写真も多いので一言を書くスペースもないポストカード的な年賀状が増えているので一応の手がかかってる感は伝わるでしょう。
⑤根性の両面手書き
これは仕事関係では見たことがないです。
プライベートでたまーに頂くくらいですね。
私は試してみたことがないので、仕事関係先に全て両面手書きをしているという人がいるなら時間対効果がどうなっているのか是非教えていただきたいものです。
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