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web戦略会議。

トクトメ、インスタはじめるってよ。

インスタグラムを今更ながら始めることにしました。
と言っても、私はキラキラ女子ではありませんのでキラキラしたご飯や映えスポットでの写真をUPすることは出来ません。

自撮りも好きではないので基本的には自分が写った画像に関してもイベント以外の様子を上げる事はほぼないと思います。

夢も希望も無いようなことを言いますが、私(行政書士)の平凡な一日はめちゃくちゃ地味です。
基本的には書類を作っているか役所に申請に行ってるかですし、行政書士は映えとは対極側にいる職業の1つだと思っています。

また、個人的にも映え感の無い暮らしをしている普通の2児の母です。
ではなぜそんな人間があえてインスタを始めるに至ったかを今回は書いてみたいと思います。


webコンサルを受けて。

当事務所のHPは業者の方に作成していただいており、その方に定期的にwebの運用等についてコンサルを受けたりしています。
そして先週、久しぶりにコンサルを受けてきました。

本当は業務用のHPを持っているのであれば、最低でも月1程度でコンサルを受けて運用方法の見直しやテコ入れをすべきなのですが、当事務所の集客は基本的にwebに依らないものなので、時間にゆとりがある時だけしか行わず、基本的には後回しにしていたような状態でした。(かなり時代と逆行していますw)

webコンサルってどんなこと話してるの?と聞かれるとその時々によって違うので一概には言えないのですが、例えば定例報告では、現在のPV数とかどんな記事にアクセスか多いかとか何時ごろよく見られているかとか、そういうデータについての報告を事細かに受けます。

そのデータに基づいて今後どういう記事を増やすべきとか、何時に更新するかとか、そういう細かいことを決めていったりします。
また、今後はどういう層にアプローチしたい等の私の希望に基づいて、そのためにはうんぬんかんぬん・・・みたいなコンサルを受けたりしています。(ここが一番重要で、専門的知見をフルに使ってアドバイスを頂きます)


そして今回はなぜコンサルを依頼したかというと、現在の状況整理をしたいという目的が第一にありました。
自分の頭の中を整理したいとき、私はよく各種専門家を交えて会話をしながら、整理と同時に目標設定(はじめの一歩の踏み出し方の決定)もしていく形を取ることが多いです。

整理したい状況として、何を取って何を捨てるべきかをまずは決めていく必要がありました。
本来は全部出来るなら全部やれ!が正解なのだとは思うのですが、全部をやるような時間が無い人は選択と集中を余儀なくされるわけです。

私は現在、事務所HP(ブログ併設)とTwitterとnoteとオンラインサロンとFacebookを運用しています。
しかしこれらは様々な流れの中で運用することになったもので、開始時期と運用する理由がそれぞれ違うこともあり、私の頭の中でうまくリンクが繋がっていませんでした。

それらを一度しっかり整理して、どことどこをどのようにリンクさせていくべきかを一緒に考えていただきました。


受動的な発信ツールが欲しい。

web運用と直接は関係ないのですが、私が最近考えていたこととして、自分または德留行政書士事務所のカタログのようなものがあったらいいなという事を考えていました。

ブログを書く?ニュースレターを作る?メルマガ配信する?会社案内を作る?いっそHPをリニューアルする?
この他にも色んな方法はあると思うんです。
でもこれらはどれも私が思っている欲しいものとは何かが違う。
何が違うんだろうというのを考えてみたら行きついた答えはこうでした。

能動的な発信ツールはもういらない。
受動的な発信ツールが欲しいんだ。

誤解を招きかねない極端な言い方をすれば能動的な発信とは、メルマガ・ニュースレターのように登録者に一方的に送り付けるものだったり、会社案内のようにお会いした人に一方的にお渡しするものを指します。

つまり、相手が知りたいと思っている情報かどうかに関わらず、相手が聞きたいと思っているタイミングかどうかにも関わらず、こちらが発信したいことを発信したい時に勝手に発信するということですね。

私が欲しいのはそうではなくて、相手がなんらか興味を持ってくれた情報に対して、または、相手がなんらかの興味を持ったタイミングで、すっと差し出せるツールがあったらいいなぁと思ったわけです。

書籍を出している事務所や先生であれば、興味を持ってくれた相手に対してその書籍を出すのが有効でしょう。
例えばこの本を読めば行政書士法人シグマという事務所がどのような方針でどういう業務を取り扱っている事務所なのかを垣間見ることが出来ます。
行政書士法人シグマ著『行政書士のためのマーケティングギア』

しかし、私は書籍を出す予定はありませんし、そういうキャラクターでもないのでもっとライトなツールが欲しいと思ったわけです。
そこでこの私の望みを叶えるツールはなんだろう?ということを一緒に考えてもらいました。

web担当者との会議の結果、納得のいく答えにたどり着いたので、このツールの作成には取り掛かる予定です。


日常系ブログを捨てる。

私は以前にTwitterで、「行政書士のインスタってどうなんだろう?そもそも守秘義務で写せないものばかりだし、あまりい映えないから見たい人っていないよね~」みたいなことを呟いたことがありました。

その時にフォロワーさん数人が、行政書士の先生がどのような日常を過ごしているかというところにはすごく興味があります!というようなお返事をしてくださっていました。

また、以前に私のnoteで『トクトメ(行政書士)の1日』というものを書いた際にもTwitterのDM等で反響をいただいた経緯もあり、行政書士の仕事ぶりって外からは本当に見えないんだなということを教えていただきました。

以上のことを受けてTwitterでその日の流れについてわりとオンタイムで書いてみたりもしましたが、Twitterは刹那的であることを踏まえると、恒常的に伝えたい内容の発信には適さないツールだと感じました。

じゃあブログを書けばいいじゃん!と言われるとその通りで、ブログは現在の自分や事務所を恒常的に伝える良いツールだと思います。
見に来た人だけが読むという点でも受動的な発信ツールだと考えられます。

ではなぜ私がブログを採用しないのかというと、今回のweb戦略会議にて、当事務所では日常系ブログは今後書かない(捨て案件)と決めたからです。


情報を発信するということ。

情報を発信し続けることはとても大切だと思っています。

発信する内容は、業務知識に関することでも、経営に関することでも、オペレーションに関することでも、あるいは個人的なことでも、聞きたいと思ってくれている人が1人でもいればそれは情報となりえるので積極的に発信を行なった方がいいと考えられます。

しかし当然ながら、自営業者が実名を出して行なう発信に限っては、誰にも届かない、誰も欲していない情報を発信し続けることにはなんの意味もありません。

自営業者である行政書士が意味のある発信を行なうためには、業務ブログを狂気の沙汰と言われるレベルで書き続けていくことをオンラインGYMとしては推奨しています。
狂気の沙汰レベルのブログ → 『LIM行政書士事務所

上のブログはオンラインGYM共同運営者である吉川さんのブログです。
ちゃんと読み込んでもらえば理解できると思いますが、内容の濃さも量も申し分のない、1記事書くのに何時間かかるねんこれ…!というレベルの記事を量産しています。

業務をしながらこの内容の記事を量産するなんて並の人間には出来ません。
だから尊敬と畏怖をこめて狂気の沙汰ブログと呼ばせていただいています。
そして、並の人間である私が今からこれに対抗するブログを書けるか?というとやはり書けません。

だから私はインスタを始めることにしました。


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