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孤高の暴力、轟洋介

轟洋介が、かっこいい。

それまでのハイローシリーズでも好きな方のキャラクターではあったが、『HIGH&LOW THE WORST』で完全に堕とされた。

私がとやかく言うより、この記事がとても秀逸なので、映画を観た方には是非読んでほしい。

『HiGH&LOW THE WORST』の“裏主人公”=轟洋介 人望なき男が仲間を手に入れるまで

ミーハーな視点ではなく轟洋介という男がいかなる立ち位置で、ハイローの中でどんな役割を背負ったかを明確にしてくれている。

唯一の例外である村山に対しては全力で噛み付く(シャツの裾も飛び出す)が、それ以外の人間に関しては出会い頭にハイキックをキメるような男である。

ちなみに轟くんのシャツの裾が飛び出すのは、有名なコンテナ街での乱闘でも。つまりかなり全力で行ってる時である。

だいたい轟、「なんか俺に人間がついてこないな~! なんでだろう???」という状況で読む本が『君主論』である。ドラッカーの『マネジメント』とかじゃないのだ。空気の読めなさと人間に対する関心の薄さに関して、轟は格が違う。まあ、そんな性格と見た目が完全にかみ合っているのが、キャラクターとしての轟のグッとくるポイントではあるんだけど……。

最高に最高なところ。
私としてはこの時の轟くんが何を考えていたかは分からないとしておきたいのだが(趣味で読んでる可能性だってある)それにしたって鬼邪高で漢字がたくさん出てくる本を読んでるのは轟くんくらいのものであろう。

以降ネタバレになるのでこの記事では伏せるが、この表現からの段落には完全同意です。

触れれば切れるような轟洋介

そんな彼の変化が観れるので、映画まだ行ってない方はオススメ。私も最初「鬼邪高と鳳仙かぁ。どうなのかなぁ」と思っていたのだけど、
HiGH&LOW THE WORST エピソード0というドラマシリーズ全6話が映画の前日譚になっていて、そこで轟くんにもう完全に心奪われた。
Huluで観れます。君主論はそこで読んでます。

最後に、美麗な轟くんの写真記事と、轟洋介を演じた前田公輝さんによる最高に最高なコメントを引用して終わりたい。

『HiGH&LOW』轟の人気爆発!美しきインテリ眼鏡不良の魅力に迫る

「轟はプライドとナルシシズムが入り組んだヤヤコシイ男でもあるので(笑)。」

好き。


(画像は私のiPhoneケースです)

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