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脱プラスチック〜食器洗スポンジ〜

最近、生活の中で少しづつ脱プラスチックを進めてみています。今回は消耗品の食器洗いスポンジの脱プラスチック化をしました。初めてなので試しに2種類の商品を購入。Sma Style.shopの『ヘチマのecoスポンジ』とイタリアのサスティナブルブランドのmr.ECOのセルローススポンジです。『ヘチマのecoスポンジ』はその商品名の通りヘチマから作られたスポンジです。まずはSma Style.shopの『ヘチマのecoスポンジ』から使ってみます。届いた状態ではぺらぺらの形状です。初回使用前にしばらく水につけると膨らんで厚みがでてきます。使ってみた感じは少々硬く吸水性は普通のスポンジには劣るように思われました。そもそも素材が違うのでウレタンなどのスポンジと同じ使い心地を求めるのはナンセンスのような気もします。ヘチマという素材なりの使い方に慣れてしまえば問題ないでしょう。

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次にmr.ECOのセルローススポンジですがサイズは少し薄めなものの、それ以外は普通のスポンジと同じような印象です。柔らかい部分はセルロース、硬い部分はサイザル麻でできています。使い心地も普通のスポンジと似たような感じで、ウレタン製のスポンジに慣れている人でも違和感なく使えるように工夫されていると思いました。少し残念点は完全なプラスチックフリーではないところ。原材料の表記を見ると硬い部分がサイザル麻+PETとなっていました。

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また普通のスポンジの見た目に近づけるためか薄緑色の着色がされています。せっかくサスティナブルをアピールした製品なので余計な色はつけず無着色であっても良いような気がしました。

プラスチック・フットプリント

日々使って捨てているプラスチック量を記録し、数値化したものをプラスチック・フットプリントといいます。スポンジの場合は1〜2ヶ月程度で交換するのが目安とされています。1ヶ月で1個のスポンジを消費すると1年で12個になり、平均寿命を80年とした場合1人当たりが生涯で960個のスポンジを消費することになります。プラスチック・フットプリントは消費量を数値化して具体的にすることにより、自分がどれだけのプラスチックを出しているか意識しやすくすることが目的だそうです。これからプラスチックフリーのスポンジを使い始め、残りの人生を50年程度と換算した場合スポンジ600個分のプラスチックを削減できることになります。プラスチック・フットプリントを計算するれば自身のプラスチック消費量を見直すきっかけになるかもしれません。

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