決断力が欲しい、という決断ができない

人に物をあげる予定があるのでせめて体裁だけでも整えようと試行した結果、足りないのはリボンだ!と気づき、リボンってどこで買えるの東京よ?口にすると、夫が「ユザワヤorロフトor台東区」と答えてくれた。

範疇理解、と即答してから気になって”範疇”の意味を確認したけど、知っていた意味で間違ってなかった。

最近、ふと不安になって調べる言葉は、大抵、認識通りの意味で誤まりが少ないので、正答率が上がるたびに大人になったなあと思う。長く生きるというのはそういうことなのかもしれない。

さて、リボンはどこに買いに行こうか。
気の利く物をスッとプレゼントできる大人に私は憧れがつきない。

美容院に来るたびに、今日も大荷物ですみません、、という気持ちになる。
美容院でカットすることを都会に出るきっかけにして、まとめて買い物をしているのも然り、仕事の心配ごとと一緒にパソコンを持ち歩いてるのも然り。荷物が多い女なのだ。

「A子さんの恋人」という漫画で、主人公A子の身軽さを好きになったというA太郎が好きなI子が(ややこしい)、身軽でいたら羽織るものもなくて寒い、みたいなところがあった。
大変わかる。
一緒に友達と旅行に行った時とか本当に荷物が少ない人が素敵で眩しくできる。
パソコンを持ち歩くのもそうだが、私は決断するのが苦手なのだ。安全牌で持っていくという楽をしているのかもしれない。

鏡の前で美容師さんに「今日もおまかせでお願いします」と言ってしまう。そんな私も置いて行けない私。

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