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本棚のがぎぐげご


久しぶりの本棚五十音。あ〜わ行が終わって、楽しくて濁音と半濁音に足を踏み入れる。

今回はSFと他とを分けないけれど、SF多め。

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が行はシリーズ物や分冊で何巻にもわたる作品が多かったので、1巻目だけにしてみた。写真に入り切れなくなる。

「が」「ぎ」はSFに名作が多い気がする。
ホーガンの「ガニメデの優しい巨人」とかたくさんあったけれど、時期的に「クリスマス」とか「箱舟」のワードが入っているものをチョイス。

「ぎ」は銀河で始まるタイトルがとても多い。
でもやはりアシモフの「銀河帝国の興亡」。

実は「かきくけこ」でも載せてしまったのだけれど、再度の掲載。
そして私はファウンデーションシリーズの最初の3部作は、ハヤカワ書房の「ファウンデーション」の訳より写真の創元社の訳が好きなのだ。

他に「ぎ」は、伊藤計劃の「虐殺器官」は外せない。

苦戦したのは「ぐ」。
「ぐりとぐら」以外なかったw(シリーズ「ぐりとぐらの・・・」で、何冊もあることはあるが、基本「ぐりとぐら」)

『ゲド戦記』はシリーズタイトルが「ゲ」始まりだけれど、この外伝は刊独自のタイトルも「ゲ」で始まっている。

「元素生活」は寄藤文平さんのイラストが楽しい。

「ギリシア・ローマ神話」は、内容もだが、表紙が「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんだったことにも心惹かれて買った。
中身は結構小さめの文字がぎっしり詰まり、取り上げている神話をモチーフにしたミルトンやらテニスンやらバイロンやらの詩などがたくさん紹介されて、教養の香りプンプンで少々クラクラするのだけれど、ヤマザキマリさんが表紙に描く人物たちはやっぱりちょっとユーモラスである。(写真を拡大して見てほしいw)

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下の写真は、「かきくけこ」で「銀河帝国の興亡」を載せてしまったので、今回改めて濁点でない「キ」。

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本棚の五十音シリーズを書くことで、少しは本棚の大掃除に・・・いや、ひっかきまわすだけだった。

追記 2021.2.26
「ぐ」 文字通り本棚をひっかきまわしていたらこれが発掘された。

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司馬遼太郎「軍師二人」
大御所・・・。

お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたなら嬉しいです😆サポート、本と猫に使えたらいいなぁ、と思っています。もしよければよろしくお願いします❗️