関数の定義と呼び出し方の基礎
こんばんは、過去に
Pythonの基礎文法について記載、Pythonの関数とモジュール活用について記載してきました。
今回は、関数の定義と呼び出し方の基礎ということで、記事を記載します。
関数の定義(Function Definition)
関数を作成するには、def を使用して関数名と引数を指定します。
関数内のコードは、インデントによってブロックとして識別されます。
以下に例を示します。
# 関数の定義
def say_hello(name):
"""
指定された名前に対して、"Hello" という挨拶を表示する関数
"""
print("Hello, " + name + "!")
関数の呼び出し(Function Call)
関数の呼び出し(Function Call)
関数を定義した後は、関数を呼び出し使用します。
関数呼び出すには、関数名の後に括弧 () を付けます。
必要に応じて引数を指定します。
# 関数の呼び出し
greet("Alice") # 出力: Hello, Alice!
greet("Bob") # 出力: Hello, Bob!
関数の呼び出しの応用
関数の定義~関数呼び出しまでを簡単ではありますが、説明しました。
最後に、関数の応用編として、合計と、平均値を出せる関数を記載します。
# 関数の定義
def calculate_average(numbers):
"""
渡された数値のリストの平均値を計算する関数
"""
total = sum(numbers)
average = total / len(numbers)
return average
# 関数の呼び出し
data = [12, 45, 67, 89, 34, 56, 78]
result = calculate_average(data)
print("平均値:", result) # 出力: 平均値: 56.857142857142854
上記の例では、calculate_average という関数を定義しています。
この関数は、数値のリスト numbers を受け取り、
その平均値を計算して返します。
関数内では、受け取ったリストの合計値を sum 関数を使用して計算し、
要素の個数で割ることで平均値を求めています。
そして、計算結果を return キーワードを使用して
関数の呼び出し元に返します。
関数の呼び出しでは、数値のリスト data を引数として
calculate_average 関数を呼び出しています。
関数から返された平均値を変数 result に代入し、
最後にその値を表示しています。
この例では、関数を使うことで平均値の計算処理をまとめ、
再利用可能なコードとして定義しています。
関数の呼び出し元では、
異なるデータやリストを引数として渡すことで、
平均値の計算を簡単に行うことができます。
取り急ぎ、pythonの基本的な使い方を、一通り、説明したつもりです。
下記に、基礎構文、関数とモジュール活用について事前に書いた記事を記載しておきます。
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