見出し画像

新人デレステPに捧ぐLive Carnivalのススメ

例年通りなら今月末はカーニバルなのでそれ読みの記事です。
運営縮小によってカーニバル時期がズレたらしれっと消えます。


Live Carnivalについて

カーニバルって?

デレステでは複数のイベントを順繰りに開催しています。先日行われた【ジュビリー】は『アタポン形式』と俗に呼ばれるイベントで、そのあと行われた『ススメ!シンデレラロード』、本日開催された『シンデレラキャラバン』など、いろいろなイベントがあります。
【Live Carnival】も定期開催されるイベントの一つです。開催時期は
①1月上旬(年始)
②4月末~5月上旬(GW)
③8月末~9月上旬(周年)※9/3がデレステリリース日のため
と4ヵ月ごとに行われるのが通例です(その前提で書いているので、今回からズレたら次回がいつになるかは不明です)。

そんなカーニバルですが、イベント内容は結構小難しく、熟練ユーザーでもやりたい層とやりたくない層がはっきりわかれているイベントなのです。その理由の大部分は「複数の編成を都度組み替える手間」と「複数の編成を用意するハードルの高さ」にあります。ええ、編成を「複数」用意する必要があるのです。
「複数」の文字が見えたからってブラバしないでください……。そりゃ、イベント最上位を目指すならSSRが50人100人と必要です。が、気楽に遊ぶ分にはSR中心の編成でも遊べます。この記事はそういった方をターゲットにしてるつもりです。

初めてカーニバルに挑む、あるいは今までサボってたPさん、ぜひこれを機にLive Carnivalで遊んでみませんか?

イベント概要

Live Carnivalには最大10個のBOOTHと呼ばれるライブ会場が存在します。複数存在するBOOTH会場でいろんなアイドルにライブを行わせ会場を盛り上げる、というのがコンセプトのイベントです。

スクショから引っ張り出してきた

BOOTHには、「Voアピール値100%アップ」や「Cuアイドルのアピール値30%アップ」のように、さまざまな条件(=バフ)が存在しています。個々のBOOTHの特徴を見極めて、今出せる最大のアピール値を持ったアイドルたちを適切なBOOTHに配属させるのがプロデューサーの仕事というわけです。

BOOTHでライブをすることで、Voltage Point(以下VP)が手に入ります。VPは累積ではなくそれぞれのBOOTHの最大値を加算したものになります(同じBOOTHでライブを繰り返してもVPは増えない)。VPが一定値を超えるとCarnival Rankが上がります。Rankを上げることで、BOOTHが増えたり後述するメダルの量が増えていきます。

イベント報酬のSRアイドルは、メダルで回せるボックスガシャから手に入れることができます。先述した通り、Carnival Rankが高ければ高いほど1回のライブで手に入れられるメダルの量が増えるので、ガシャを多く回すことができます。ガシャからは他にも有用なアイテムなどをもらえるので、より高いCarnival Rankを目指してライブを繰り返す、というイベントになります。

ちなみに、楽曲縛りがあるBOOTHを除いて、BOOTHは基本的に好きな曲を課題曲にすることができます。「フルコンが狙えるから」「好きな曲だから」などの理由で、自分だけのライブ会場を作り上げることができます。その代わり同一楽曲を複数のBOOTHで選ぶことはできません。でっかいフェス会場で同じ曲があっちこっちから流れてきたら興ざめですからね。

つまり、これから何をすればいいか

ずばり、戦力の拡充です。「ガシャを回しまくれ」は言うだけならタダですが現実味はないので、今所持しているアイドルで最大限の力を発揮できるよう、トレーナーチケットなどを十分に蓄えておくべきです。アイドルを育てる必要はまだありません。どんなBOOTHが存在するか(=どんなバフがかかるか)がまだわからないからです。闇雲に育成をしてしまうといざというときにトレチケが尽きてしまう可能性もありますからね。

Live Carnival攻略

一般的な編成論は省略します。散々書かれてるだろうし。
Live Carnivalにおける編成の考え方について、軽く触れていこうと思います。

①力を入れるBOOTH、力を抜くBOOTH

さっそくですが、Carnival Rankごとにこんな感じでBOOTHが存在します。

wikiのスクショです

↑引用元。
RankがD3であればBOOTHは2つ、D1になると4つになります。
D1を見てみましょう。

1st:Cuアイドルのアピール値が40%Up
2nd:Coアイドルのアピール値が40%Up
3rd:Paアイドルのアピール値が40%Up
4th:Voアピール値が140%Up

この4種類のバフを活用して、Voltage Pointが目標値に到達すればC3に昇格できます。
では問題です。この4BOOTHの中で、最も力を入れるべきBOOTHはどこでしょう。

正解は4thです。
上記4BOOTHの編成を考えるとき、1st~3rdは「属性のアイドルで固めよう」「センター効果が強力な子をセンターにしよう」と思うはずです。そのとき、例えば1stのセンターが「キュートブリリアンス(Cuアイドルのアピール値40%Up)」ならまんべんなくステが上がるし、「キュートステップ(CuアイドルのDaアピール値90%Up)」ならDaが高い子を4人添えよう、となるはずです。
では4thなら? ブリリアンスやステップではなく「キュートボイス(CuアイドルのVoアピール値90%Up)」がより優先されるでしょう。あるいはCuのアイドルの所属に乏しいならCoやPaに切り替えてもいいでしょう。必然的にユニットのアピール値はVoに特化したものになるはずです。
そのときバフがどれくらいの恩恵をもたらすかを簡単な表にするとこうなります。

左は1st~3rdをバランスで組んだ想定、
右は4thをVo特化で組んだ想定

この通り、バフに合わせた適切な編成を組むことができれば、非常に強力なユニットが誕生するのです。
もちろんバフ量はRank、BOOTHごとに異なるので「属性よりアピール値に注力しろ!」と一概に言えるものではないのですが、どこがバフが美味しいBOOTHかを考えることが重要なイベントなのです。これがハードルが高い原因なんだよな。

ちなみに、全力を出すBOOTHがあるということは妥協するBOOTHもあるということです。Live CarnivalはそのRankを突破するために必要なVPの平均にどれだけ到達しているかをライブごとに表示してきます。が、この平均値は無視して構いません。すべてのBOOTHで平均値の100%を得るのではなく、80%のBOOTHを120%のBOOTHでカバーするのが正攻法です。

②同僚のゲストをどこで使うか

Live Carnivalは、同僚のアイドルを借りてライブすることができます。初心者の方でも、めちゃくちゃ強力なSSRアイドルを連れていくことができるのです。もちろん3Dでライブすれば衣装も見れるぞ。
センターには配置できず、1ユニット1人まで、全ユニット合わせて3人までの制約はありますが、強力な特技を持つアイドルがいれば大きな助けになるはずです。
ここで問題になるのは、どこのBOOTHで同僚を使うかです。BOOTHの数が少ない序盤はともかく、7つ8つと増えてくると「どこに充てたらVPが高くなるか」を考えるのが割と面倒です。
しかしこれも、①と同じ考えをすれば解決します。バフが強いBOOTHに、強力なアイドルを配置する、というのがシンプルな答えなのです。

③Rankが上がらなくなってきたら

あと少しでVPが目標に届きそう……! という状態であれば、諦めずに挑み続けた方がよいでしょう。特技レベルが低いなど、育成が完了していないのであればそちらを試したり、ポテンシャル解放を活用しさらなる強化を狙うのも効果的です。あるいは、選曲を変えてより難しい譜面に挑むのも重要です。デレステは高難易度を選んだ方が(フルコンできるのであれば)スコアが高くなるので、VPの上昇に繋がります。
全く届きそうにないといった場合、編成が間違っているとかでないのであれば恐らく戦力不足です。始めたてのPさんであればこれは致し方なしです。じゃあイベントはおしまいなのかと思われそうですが、最初に書いた通り、イベント報酬を獲得するためのメダルを集めるために、ライブは続けるべきです。オートライブでもメダルは稼げるのでスタミナをどんどん使っていきましょう。オートライブだとVPは稼げないので注意!
この悔しさをバネに、スタージュエルを溜めたりイベントSRを集めたり時にはガシャを回したりして4ヵ月後に備えましょう。

おわりに

Live Carnivalというイベントについて、自分なりに解説したつもりです。過去の自分が全然スクショを残していないので文章ばっかりですみません。途中にリンクを貼ったwikiにルール説明の転載があるのでよかったらそっちも見てください。
たくさんの編成を用意し、時間もリソースも消費するイベントではあるのですが、自分にとってはデレステを続ける原動力の一つに位置するイベントなので、新人さんが増えた今こそ多くの人に遊んでもらいたいと思い筆を執りました。
これをきっかけに、よりデレステを楽しむ一助になれたとしたらとっても嬉しいです。無理せず頑張りましょう。

結果発表ではライブ会場を盛り上げてくれたアイドルのぷちが行進してくれます
好きなアイドルで埋め尽くすのもまた一興

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?