マガジンのカバー画像

終わらない詩を書こう

110
常に進化を続ける変身作家の私が書いた詩をまとめたものです。”終わり”をテーマに書いています。
運営しているクリエイター

#冬

冬の口

ざりざり ざりざり 窓にびっしりと並んだ水滴は 1つに触れると周りも落ちていく まるで人み…

詩 No.088 別れる前

太陽が早く帰るようになって 手は乾燥し 爪がすぐ青紫になる 歩けば 道はカサカサ音をたて…

詩 No.072 眠らぬ冬

私は冬 みんなを 凍り付かせ 眠らせる さんざん 疎まれて さすらって *** 私はもう眠…