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和泉愛依【うちと幸せ】についての感想

※この記事は和泉愛依P-SSR【うちと幸せ】についてのネタバレがあります。
ネタバレは避けたい…という方はぜひコミュを読んでみてください!マジ良いコミュです!




こんにちはこんばんは。園原すばるです。

2023年5月22日にシャニマスにて和泉愛依の新規P-SSR【うちと幸せ】が実装されました。

かわいすぎるぞーっ!

反応をSNS等で確認してみると、「結婚した?」「(俺/私と)結婚しました」「服とネイルが緑だからふゆめい」などのコメントが見られました。
確かに玄関から見送るような姿やラフだけど清楚な服からどことなく新婚のような印象を受けます。

実際のところ、コミュも結婚や家族についてのお話が描かれており、ウェディングドレスこそ着ていませんが実質的にブライダルの側面を持ったお話と捉えられると思います。

今回のコミュを読んでいて、『今、ここにいる愛依の幸せ』『信頼と責任』という2点について感想を残したくなったのでこの記事を作成しました。


『今、ここにいる愛依の幸せ』

コミュ1と2で愛依はアルバムをプロデューサーに見せて、過去の自分について話します。
幼いころの愛依の夢は『およめさんになること』ででした。現在では、愛依の夢は理想のアイドルになることへと変わっています。

コミュ2『あるあるなやつ~』より
 幼愛依の演技は必聴

続くコミュ3で、プロデューサーは何かのスカウトを断る女性を目撃します。その時に女性が発した「他に目指している夢がある」という言葉が引っ掛かります。
幼いころの愛依の話や、【メイ・ビー】でさなぴーに告げられた言葉を思い出すシャニP。
アイドルではなく別の夢に進んだほうが、愛依は幸せになれるのではないかと不安に苛まれます。

コミュ3『だって、うちは』より 
奇しくも愛依をスカウトした場所でこの場面を目撃してしまう
しっかりシャニPの印象に残っているさなぴー

ですが、愛依本人から『今が幸せだ』と告げられ不安を払拭します。

疑うまでもありませんが、この愛依の言葉は気遣いではなく紛れもない本心です。アイドルになって良かったという心情は【メイ・ビー】や【V.S】でも語られています。

【メイ・ビー】TRUEコミュ『おやすみ~~~!!!!!』より
【V.S】EDコミュ『『I WIN』』より

先だって開催された『THE IDOLM@STER SHINYCOLORS 5th LIVE If I_Wings』のDay1においてはアイドルたちが別の道を歩むかもしれないということが語られました。
また、5年目の全体曲『虹の行方』も、アイドルたちが別の道、別の可能性について思いを馳せる曲でした。

現在 きのう あすへ無数に並ぶ扉
駆け抜けたり 立ち尽くしたり
可能性はいくつ煌めいたの?

『虹の行方』より 作詞:古屋真 

和泉愛依はアイドルとしての道を歩むに辺り、彼女の魅力の大部分を隠さなくてはなりませんでした。
もしも彼女が別の進路を歩んでいたら、きっとその周囲を明るくする気質を存分に活かしているのだと思います。
また、不特定多数の人々から注目され、比較され、競争を期待される厳しい環境にいることもないかもしれません。

しかし、そうした『もしも』の世界ではない、『今、ここにいる』和泉愛依は、自分は今幸せなのだと伝えてくれました。
大変なこと、辛いこともたくさんあったけど、その経験も大切でそして楽しいのだと。
『シャニマス』に触れて、愛依の積み重ねをそばで見てきたプロデューサーとして、こんなに幸せなことは無いことだと思います。

『信頼と責任』

コミュ4『大事なやつじゃん!』より

かなり穿った捉え方なのですが、シャニPではなく現実のプロデューサー(ユーザー)に対して、『こんな全幅の信頼を預けてくれる子の人生変えたんだぞ責任持って幸せにしろコラ』という若干の圧力を今回のコミュから感じました。

非現実のキャラクターに対して責任を負う義務は一切ありませんからこれはあくまで私の主観です。
製作側も責任を求めてはいないと思います。
ただ、アイドルたちを本当に命あるように表現すべく尽力する製作側を考えると、愛依を責任持って預かっているという重みを感じさせるような意図は多少なりともあったのではないかと思います。

メインの話としては、『今、ここにいる愛依の幸せ』とそれを支える愛依からの信頼についてでした。それを受けて愛依がこの先も幸せでいられるよう、愛依と共に歩もうとするプロデューサーが、愛依の家族から信頼され受け入れられていく過程を、結婚と家族を営むことに重ねた話なのだと思います。

シャニP≠現実のプロデューサーという見方が強いシャニマスですが、例えシャニPに向けられたものであっても、愛着のあるアイドルから信頼を向けられるのはやはり嬉しいものでした。
いわゆる担当であれば尚更です。
そして愛依の家族がシャニPに向けた言葉も、現実のプロデューサーに向けられた言葉なのだと思います。

私個人としては愛依がこの先、さらにアイドルとして輝き、幸せになれるよう頑張らねばと背筋を伸ばす気持ちになったコミュでした。

余談

しっかり和泉家から囲まれてる信頼を得ているシャニP。
愛依の家族描写が豊富なのも特徴でした。
愛依兄、愛依父との交流がいよいよ描かれる…のかも…。

コミュ1『みんなで食べよ~♪︎』より
コミュ1『みんなで食べよ~♪︎』より
シャニPや冬優子に囲まれどんな大人になるのか…
コミュ4『大事なやつじゃん!』より
愛依を泣かせたらボコボコにされそうな迫力がある

あと、愛依兄についていろいろと情報が出ました。
幼少期の愛依は愛依兄にくっついて遊んでいたようです。
このへん夏葉と気が合うかもしれません。二人の兄トークが見てみたいですね。
愛依兄と夏葉兄も年齢が近そうな雰囲気なので、兄同士の交流も気になります。アイドルの家族×アイドルの家族とか描いてくれませんかね。