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「それは誤解です」の解釈

「自己実現」から「自他実現」へ ©1981cos-com No.7

「誤解されてしまった」
「あいつは自分を誤解している」
「彼(彼女)の誤解を解きたい」
そんなことばを口にしたことがあるでしょうか。
あるいは他者から「あなたは自分を誤解している」と思われたことがあるでしょうか。
 
「誤解を招いてしまって申し訳けありません」という人もいますね。
ずっと以前のことですけど「失言をした政治家」がそう言うのに気持ちがざわつくので、「誤解」の意味を調べてみました。
 
文字通り「誤って思い違いをする」が誤解の意味です。
 
・・・ということは?「思い違い」をしているのは誰でしょう?
 
「誤解を招いてしまって申し訳けありません」
これは全く謝罪しているどころか「誤った解釈をしているのはあなた方ですよ」と言っているのと同じ。
 
こんな「無意識の他責」をしている人の「ことば」は、実は本人の「本音」=無意識領域の信念なのに、「自分にとって不都合なことが起きたのは他者に間違った解釈をされたからだ」と思い込んでいる。
 
そしてそれを通用させてしまう人間関係。
「それに気づいているにもかかわらず、是正できない」という事態もあります。
私個人は「無意識の他責」をしている人に「忖度」するのは嫌だなぁと思います。
 
目上の人、逆らえない立場の相手から「そりゃあお前の誤解だろう!」と言われた時、どうしていますか?

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