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懐かしいいちごのちょっと変わった食べ方

子供の頃、いちごを皿の中に盛って、それをスプーンで潰して、その上から砂糖と牛乳をかけて食べていた。

お袋から教えてもらった食べ方だ。

いちごと牛乳が混ざり合って、それは美味しかった。

子供の頃はそうやって食べることが普通なんだと思っていた。

しかし大人になってこのことを他の人に話したら、"えっ!そんな食べ方したことない"って反応をされてしまった。

だれに聞いてもいちごは何も付けず、一つずつ摘んで食べると言われてしまった。

ぼくの子供の頃の思い出を笑われたような気分になるから、この話はもうしないようにしている。

子供の頃の常識が、実は非常識だったってことは決して少なくないんだろうなぁ。

でもあの食べ方は大好きだった。

家族の前でそんなことをすると何を言われるかわからないから、家族のいない時にこっそりいちごを買ってきてやってみよう。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。