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私の履歴書 齋藤隆太(5) ビジョンを掲げて周りを巻き込む

こんにちは!
齋藤隆太です!

今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪

外交

4人の仲間と共に立ち上がったBICsでしたが、まだそれだけではなにもできません。
そもそも六大学野球は当時で90年弱の歴史を誇っており、新興の学生団体がおいそれと活動できるようなものではありませんでした。

そこで、歴史ある組織と手を組む必要があったのです。
そこから外交が始まりました。

主なターゲットは、野球部、応援指導部の2つです。
言わずもがな野球部は当事者ですし、応援指導部は六大学野球の集客や運営に携わっていたのです。

しかしどちらも歴史ある組織かつ、彼ら本来の目的もあり多忙です。
まだ実績もなにもない僕たちのような団体の話を聞いてもらうのも通常であれば難しいでしょう。

ところが、結論から言うとどちらも秋の立ち上げの時点で手を組むことができたのです!

人を巻き込む

当時大事にしていたのは、課題を自分ごとにさせることと、明るい未来を見せることです!

当時は以下を現状の課題として植え付け、打破する活動の必要性を訴求しました。
・六大学野球の観客動員数が減少傾向にあること
・慶早戦以外の観客数が少なくほぼ空席であること
・そもそもOBばかりで現役の塾生が見にきていないこと

そして、僕たちのプランを伝えた上で「全カードで慶早戦と同じくらいの動員と盛り上がりを!」「応援席を満員にする!」とビジョンを語りまくりました。
僕たちは本気でその未来をつくるので、一緒に叶えよう!ととにかく想いを伝えたのです!

野球部、応援指導部にもその2つを軸にプレゼンを行ったところ彼らのニーズや想いにも刺さり、すぐに共に活動を開始することができたのです。

この課題(ニーズ)を明確にしてビジョンを伝えるというスタイルは今の事業の立ち上げにおいても変わっていません。

自分だけでできることは限られている。大きいビジョンに向き合った当時の経験があったからこそ、人を巻き込んでいくことの大事さを感じられたのだと思います。

この活動はメンバーのハードワークによって、僕の在籍していた2年間でも観客動員数増などの成果を創ることができました!
そして何より嬉しい(そしてこっそり誇っている)のは、その活動が内製化されて今も野球部と応援指導部で形を変えながらも続いていることです!

想いのバトンが渡っていく、これほど嬉しいことはないと感じています。

今回はこの辺で。

それではまた!
齋藤隆太


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