熱中症になるようじゃ
熱中症のような症状
今季最短の4回6安打4失点。流れをつくれず、中継ぎのみんなに負担をかけて申し訳ない。ふがいない投球の要因はいくつかあり、1つは調整ミスです。
ここ最近は野外での登板だったので、いつも通りの試合前調整をしました。これが甘い考えとなり、試合中に熱中症のような症状が出ました。
「あれ?いつもよりスピード出ない!?」と出力不足を感じ、次第に体のだるさも。
スコアラーさんにも「いつもより体が動いていない」と指摘されました。結果の言い訳に聞こえるかもしれませんが、真実は記しておきます。
プロ野球人生で、ここまで暑さを感じながら投げたことはなかったです。最近はずっと野外での登板だったんで、知らないうちに野外特有の疲れが蓄積していたかもしれません。
それでも、油断がなければ予防できたはず…。まだまだ暑い日が続くので対策を練らないと。
変化球の精度
2つ目は変化球がストライクゾーンに入らなかったこと。悪いときはいつもそう。変化球でカウントが取れないと自分のリズムで投球ができなくなる。
打たれた安打の多くは速球なので、不利なると相手はそれを狙ってくる。
まさに佐野選手から浴びた3ランがそうで、カウント負けして2ボールから速球を捉えられました。
たらればですが2球目のスライダーがストライクであったなら、一発を食らっていなかったかもしれないです。
山本選手のソロも、速球しか入らないとわかったら必然的に狙ってくるよねと。
3ランを打たれた後のベンチでは、何とか1イニングずつ頑張ろうという思いでしたが、変化球が入らないイライラが募っていました。一方でこの前のように物に当たったらまた何か言われるしれないので…。大塚投手コーチにも「殴るな」と言われてましたから。
欲を出したらね…
今季はほとんどの試合で先制され、チームに迷惑をかけているので本当に申し訳ないです。
かといって、先制されたくないという欲が出てしまうと、パフォーマンスの邪魔にもなるのでこれが難しい…。
まずは万全な状態で投げられるように、体調を整えます。
小笠原慎之介