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今始めたい自己投資/カウンセリングのすすめ

意味がない。時間の無駄。お金が高い。友だちに話すからいい。

これは、私がカウンセリングを友人たちに勧めた時返ってきた言葉の一部です。
今日は、その場では上手く説明できなかったカウンセリングについてのあれこれを考えていきます。



カウンセリングは意味がない?

これに関しては百聞は一見にしかずですので、これからの説明で少しでも興味が湧けば、何度か体験して、それから判断してみてほしいです。


・コミュニケーションが苦手
・話し下手
・悩みがない

一見向いていなさそうに見えるこんな人にもカウンセリングはお勧めです。

コミュニケーションが苦手な人や話し下手の人も、良いカウンセラーさんに出会えば話すことで楽になるという体験が出来るでしょう。

また悩みがない人も、後述する「未来への投資」という意味で是非カウンセリングに行ってみてほしいです。


例えから考えてみる

あなたは美容院にどれくらいの頻度で行きますか?
1か月に1回またはそれ以上行く人もいれば、髪が伸びすぎた時にだけ行く人もいるでしょう。


カウンセリングというのは、「必要がある時」に行けばいいものです。
つまり髪が伸びてうっとうしい時のように、悩みがある時に行けばいい。
それ以外の時は行かなくてもいいのです。

もちろん、知らぬ間に髪が伸び続けるように、わだかまりは知らぬ間に溜まっていくものですから、定期的に行くことにも意味があります。


最近全然行ってないな……


さて、髪を切りたい時、あなたはホットペッパービューティーかなにかで美容院を探すと思います。

髪が切れればなんでもいい!という時は1番近かったり安かったりするところを選ぶと思いますが、綺麗な髪形にしたい時、理想の髪の色がある時は評判を調べたりしますよね。

そしていざ行ってみて、この出来はあんまりだなとか美容師さんの感じが悪いなと思えば、次は違うところに行くかもしれません。


カウンセリングも、人がやっているサービスなので良し悪しがあります。それも、個人的な好みが関わることですから、体験してみないと分かりません。

ただ話を聞いてもらうだけなら適当に選んだところでもよいのですが、どうせなら「話していて感じがいいな」とか「この人になら言いにくいことも話せるかも」と思える人に話を聞いてほしいと思いませんか。


ただし、良い時間だった、行って良かったと思えるカウンセリングルームに出会うには、お気に入りの美容院を見つけるときのように時間がかかります。

たまに、一度体験して合わなかったために「カウンセリングは意味がない、不快な思いをするだけだ」と決めつけてしまう人がいますが、それは早計です。

もちろん方法自体合わないということもありますが、いずれにしても1か所だけで決めてしまうのはもったいないと思います。


いい美容院を見つけて、これでいつでもあそこに行けば大丈夫!となれば安心しますよね。
それと同じように、自分に合うカウンセリングルームを見つけてみませんか。


カウンセリングは未来への投資

そうは言っても、今は悩みがないから私には関係がないとか、やっぱり友だちに話すか自分でどうにかしようと思う人もいるでしょう。

ここからは「今は必要がない」と思う人に向けて、お話をしていこうと思います。


「今、カウンセリングを受けておく」ということは、未来への投資です。

このストレス社会で、友だちには言いにくい悩みを抱えた時、小さなモヤモヤが邪魔をして眠れなくなってしまった時、なにもかもだめでどうしようもないと思ってしまった時。

そういう時、話すことで楽になるかもしれません。
未来のために「今」準備をしておきませんか。


そんな時は絶対に来ない、気持ちを打ち明けることで楽になることはないと思う方もいるかもしれませんが、「この世には『話を聞くプロ』がいる」ということを頭の片隅に置いておいてほしいと思います。

選択肢に加えてみてほしい


先程書いたように、いいカウンセリングルームを見つけるには時間がかかります。そして今あっていつか来るであろう辛い将来にないもの、それは「余裕」です。


辛さが先行して解決するための手段が思いつかないような時、専門機関を頼ろうとはなかなかなりにくいと思います。
まして、行ったこともない、どんなものかも分からないものが相手なら尚更です。

勇気を出して行ってみても、いい先生に出会えるか、上手く話せるかは分かりません。
それなら今、余裕のあるうちに「カウンセリングに慣れる」という投資をしておきませんか。


「何でも話していい人」を見つけておく

では、いざカウンセリングルームに足を運んだとして、いきなり今までで1番辛かった話をすればいいかというと、そうではないと私は思います。

初めは世間話や小さな愚痴なんかで相手の反応を見て、「この人は感じがいいな」「話してもいいな」と思えたら少しずつ大きな悩みを打ち明けていくのがおすすめです。


「話を聞くプロ」とはいえ相性がありますので、自分を守るためにも初めから信用しすぎるのは考えものです。
もしあまりにも合わないなと思ったら次のところに行ってみることをお勧めします。
少しの違和感なら、もう何度か通って判断するのもいいでしょう。


そして、この人になら話してもいいかもしれないと思える相手が出来れば、髪が伸びた時に美容院で髪を切るように、いざという時当たり前のものとして「カウンセリングを受ける」という選択肢が出てくるはずです。


おわりに

カウンセリングとはどういうものか学び、自分にとっての「良いカウンセリングの形」を見極めるためには、余裕や気力、お金が必要ですが、なにより時間がかかります。

初めは疲れますが、投資と思って時間のある時に少しずつ取り組むのはどうでしょうか。
未来のために「今」始めてみませんか。


カウンセリングという選択肢があなたを助けるものになりますように。

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