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地方と都市の違い

2020年はCOVID-19の影響で出張そのものがなくなりました。昨年までは土日の多くは地方で開催される勉強会に参加する生活でした。数多くの地方と東京の行き来をしていて、その違いを感じることがありました。

地方の勉強会も東京の勉強会もAWSの内容に変わりはありませんし、東京だから特にレベルが高いということもないと思います。ただ、前に投稿した「キャズム/イノベーター理論」でいうと、東京の勉強会は明らかにマジョリティ層が多くなっているのに対して、地方の勉強会ではイノベーター、アーリーアダプターと呼ばれる層の方々が10年前と変わらず多いと感じていました。

ただ、説明のできない、ぼんやりとした違いを感じていたのですが、先日、このnoteの他の方の「あぁ、なるほど、これか」と納得した投稿がありました。それが「Whatに熱くなる都市、Whoに熱くある地方」というタイトルの投稿です。

また、この投稿の数日後に、Who型、What型についてよりDive deepした記事が投稿されています。

キャズム/イノベーター理論は時系列で参加者の中心がイノベーターからマジョリティに変化するのですが、たぶん地域社会は時系列で変化するにはかなり長いスパンになるか、または変化しないのではないか、とぼんやりと感じていました。

つまり、マジョリティにシフトすることなく、イノベーターやアーリーアダプターが「良い意味で」継続してコミュニティをリードするような感じです。

そんな時、上の投稿を読んで、なるほど、こういう基準による特徴の把握は腹落ちするなぁ、と納得させられました。

都市がいい、地域がダメ、とか、Whatがよくて、Whoは面倒、ということではありませんし、上の投稿でもどちらが良い悪いという話ではありませんでした。対象とする人やグループや社会がどちら側かを判断して、適切なコミュニケーションをとるのが肝要、としています。

What/Who型の比較にもあるように、都市型コミュニティーのやり方を地域のコミュニティ(支部)に押し付けてもうまくいかないでしょうし、その逆もしかりです。そんな時に、いくつかの尺度を持っていると理解が進むと思います。What型とWho型、ユーザーコミュニティのコンテキストにおいてもとても素晴らしい考察だと思います。

Gordon Johnson による Pixabay からの画像をお借りしました

948文字 60分

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