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第6回 日本最大級のパワースポット江田神社(えだじんしゃ)
黄泉の国から逃げ帰った伊邪那岐命(イザナギ)は筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小門(おど)の阿波岐原(あわきがはら)で、黄泉の国で汚れた体を清めるため、みそぎを行います。
筑紫は九州を意味します。日向は私の住む宮崎県です。橘、小門(小戸)、阿波岐原の地名は宮崎市にあります。その阿波岐原に江田神社はあります。宮崎市の北部海沿いの「市民の森公園」に隣接したところです。リゾート施設として有名なシーガイヤの近くです。
神社の歴史は古く「続日本後紀」の承和4年(837年)にその名を見ることができます。祭神は伊邪那岐命(イザナギノミコト)と 伊邪那美命(イザナミノミコト)です。国産み・神産みの夫婦神であることから、良縁を願う参拝者が多く訪れます。また、神話発祥の地、祝詞発祥の地とも言われています。
スピリチュアリストの江原啓之氏が、強いパワーを感じられる場所として紹介されてから、全国的に有名になり、参拝者が多くなっていると言うことです。
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鳥居脇の社名には消されていますが、懸社の文字が見えます。明治時代に始まった、社格を現す神社の位です。戦後に廃止されました。政治と神道が結びついていて証ですね。
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神社入り口の駐車場にある「みそぎの碑」です。月読命(ツキヨミノミコト),天照大御神(アマテラスオオミカミ)、健速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)の3神の誕生を現しています。
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一の鳥居から本殿まで真直ぐな参道の両脇には、樹木が茂り神秘的な雰囲気が漂っているのを感じます。
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小さい本殿ですが、雰囲気のある社殿です。
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江田神社には2本のご神木があります。ひとつは社殿の左側に有る招霊木(おがたまのき)です。春に芳香の強い花が咲き、秋になれば赤い実をつける木です。天照大神が天の岩屋に隠れた時に天鈿女命(アメノウズメノミコト)が、実のついた枝を手に持って踊ったと言われている木です。
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社殿に向かって参道の右側にしめ縄の掛かった、大きな楠(くすのき)があります。このご神木に触れると大きなパワーが授かると言われています。沢山の参拝者が撫でるため、幹の色が少し変わっています。
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神社の裏手、北側にある「みそぎ池」です。ご神木の招霊木のあたりから林を抜けると舗装された遊歩道にでます。そこから徒歩数分で「みそぎ池」に到着します。
ここでイザナギノミコトがみそぎを行い、3神を生み出したと言われている場所です。静かで、小鳥のさえずりが聞こえる気持ちの良い場所です。
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