思わず溜息 2023-11-26
・信じられないほど日記を書いていなかった。1日1000文字の日記を書いていることをアイデンティティにしていた2年前のわたしが見たら泣くだろうな。
・なぜ突然4ヶ月ぶりに日記を書いたかというと、noteを漁っていたらなんだかとっても良い日記に出会ってしまったからです。
・わたしの日記はかなりTwitterの延長のような書き方をしていることが多い。文字数制限のないツイートの連なりみたいな。でも、詩的で文学的な日記を書いている人を見るたびに「いいな〜」と思ってしまう。
・これまで何度かそういう詩的でロマンチックな日記を書こうと試みたことはあるのだが、毎回小っ恥ずかしくなってしまって結局ctrl+aで消してしまう。←こういう表現も思いつきはするけどいつも消している
・その羨望の感情を抱き始める前にこのスタイルで日記を書くようになってしまったことが最大の原因だと思う。ただ、だからと言って新しいアカウントを作ったらそういう文学的な日記を書くのかと言われたら答えは否である。
・理由としてはもはや「そういう文章を書くことが心理的に負担を感じる」という1つしかない。
・文学的に文章を書きたくなる時期は年に何度もあるし、それが実際のツイートに反映されることも多い。多いのだが、その時期って大体私生活で思想が特に偏っている時期なんだよな。
・つまりそういうまどろっこしいめんどくさい性格が悪い文章を書いてるときは大体精神的にしんどくて、それをしんどくない時期に再現してしまうと本当に人として「終わってしまう」可能性が全然あるということ。
・ちなみに、この日記を書いていない数ヶ月は人として「終わっている」時期だった。最近ちょっとした休暇があったのでそれのおかげで復活してきている。
・今のまだ大丈夫な時期を利用してとっ散らかった部屋を掃除したのだが、あまりにも汚くて本当に驚いてしまった。机を整理していたらいつもならすぐ捨てていたような紙やらなんやらが大量に出てきたし、なんか、もう大変だった。「疲れてたんだな…」と思いながら掃除した。
・なんでこうなってたのかなと思ってカレンダーを見直してみたら、かなりの準備が必要なイベントが3つくらい連なっていてそりゃそうだとなった。家に帰ってきて何もする気力がわかないまま、Twitterを見、夜ご飯を食べ、お風呂に入り、またTwitterを見ながら「なんにもできなかったな〜」と思いながら寝るだけの生活を送っていたので…ご飯食べてお風呂入れてただけ偉い。
・少し前に「志村正彦全詩集」と「Live at 両国国技館」を手に入れた。
・歌詞なんて調べればいくらでも出てくる時代に詩集を買う意味なんて正直あまりないのだが、ロマンを買ったのだ。人生に大切なのはC調と遊び心ですからね。
・押韻がしっかりしているためか聴いているときはすらすらと聞こえるけど、いざ文字にして読んでみると「こんなに厚みのあること言ってたの!?」となる。ならない曲も、ある。
・「地平線を超えて」の歌詞を「地平線を超えてさらに先へ進んでいこう」と間違えて覚えていた時期があるのだが、CDの歌詞カードを見てみると「地平線を超えて先にさらに進んでいこう」だったことを知った。意味だけで歌詞を覚えてしまうことが多いのでこういう間違いを起こしてしまったのだと思うのだが、なんでこの語順なんだろうかと考えたら「に」で押韻していることに気づいたときに異様に深い感動を覚えた記憶がある。
・「さらに」を先に持ってくると「先へ」と繋げたほうがしっくりくるが、「先に」を先にすると押韻しつつすんなりと続くのか〜なるほどな〜と思った。
・最終的には全部手に入れたいのだが、まずは調べている限り1番評判が良かった両国国技館のDVDを購入。
・良かったっすね〜〜。木曜日の祝日の夜中に見た。平日が嫌すぎて。
・特に「環状七号線」と「虹」が好きだった。マジでかっけ〜〜〜!!
・環状七号線、色んな人のレビュー読んでてどうやら良いらしいとは聴いてたけど、本当に良かった。
・CDとはキーとか音程が変わってる曲がいくつかあって、環状七号線もその1つだった。サビのキーが音源と比べるとかなり低かった。
・両手を握ったり、マイクを両手で掴んだり、髪を右手でわしゃわしゃとしてみたり、その仕草一つ一つが照明も相まって妙にセクシーで…少し低く歌われるサビも感情の核となるようなものに近づいているようですごくドキドキした。知っている音程とズレているのも、理想と現実のズレを表しているようで、思わず溜息。
・最後の方の「エンジン音喚いてるようだ」で目をグッと開いてこちらを睨みつけてくるのもたまらない。他の曲と比べてこの曲だけちょっとだけ強めの熱量を感じたんだよな。実話なのか?調べてる感じ実話ではなさそうだったけど、どうなんだろうか、ただ憑依する能力が高いのかもしれない。
・ラスサビの「飛ばしているのさ」の「さ」の音がきゅっと上がっているのも良い。もう何もかもが良い。ありがとう。
・普段おとなしい感じのバンドのライブに行くことが多いので、こう、少し動き回られただけでテンションが上がってしまう。どちらかがどう、というわけではなく。非日常っていくらあってもいいので。
・それでは。
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