他人の言葉に振り回されやすいあなたと私へのエール
人生のゴールは、死だ。
大学合格でも、結婚でもない。子供を育て上げることでもなければ、夢を叶えることでもない。
与えられた寿命を全うすることだ。
それまでは全て、通過点でしかない。
35歳になった私に、
「結婚したいなら早くしないと、市場価値はどんどん下がって気付いたら40,50だよ。急いで結婚しなくてもいいけど、自分の市場価値は理解しておかないと。」
と言った人がいた。
言っていることはわかる。それはそうだ。
だけどバカみたいだなうるさいな、と思った。
その通りではあるけど、あなたがそう思ってればいいだけでわざわざ私に言わなくていいのにね?
Thank you but it's not your businessよ。
なぜ世間のいう「市場価値」に自分の人生を合わせないとならない?
まだまだ人生の途中だ。
まだ半分も終わってない。
まだまだなんでも挑戦できる。
いくらでも失敗できる。いくらでも迷っていい。
「世間ではこう」
「一般的にはこう」
「痩せてる方が可愛い」
「背が高い方がイケメン」
「若ければ若いほどいい」
「オーバー30の独身は難アリ」
「友達は多い方がいい」
「オバサンのミニスカートはみっともない」
確かに「世間的には」そうだ。
だけど、あなたにとってはどう?
それは誰にとっての当たり前?
こんなのは全部、あなた以外の誰かが決めた基準でしかない。
その「誰か」はあなたのことを知らない。
あなたのことを知りもしない「誰か」が決めた基準や価値観に当てはめる必要は一切ない。全くもって、必要ない。全然関係ない。
人は皆、他の誰のものでもない、自分の人生を生きている。
それなのに色々と口を挟んでくる人がいる。
「あなたのためを思って」
「もっとこうした方がいいのに」
「どうしてこうしないの?」
「普通みんなそうする」
思うことは自由だ。
みんなそれぞれの価値観で生きているから。
だけどそれを相手に言うことは、全て押し付けに過ぎない。
その人の物差しでの「こうすべき」「こうあるべき」を押し付けているだけ。
一聞するとあなたのためのアドバイスに聞こえるけど、それは「その人の価値観」の中での「その人から見たあなた」へのアドバイスでしかない。
あなたは私じゃない。私も、あなたじゃない。
10人いれば10通りの価値観がある。
「私の価値観はこうです」という"提案"と"アドバイス"は違う。
相手の価値観を尊重しない、自分の価値観を押し付けるだけのアドバイスは聞かなくていい。
他人から見えている「あなた」は、人によって変わる。
だけど、四六時中「あなた」を見て全部わかってるのは自分だ。自分が見ている「私」が全てだ。
だから他人にジャッジさせてはいけない。
他人をジャッジする権利は誰にもない。
誰もあなたの人生は邪魔できない。狂わせられやしない。
あなたの人生はあなたのもの。
何も間違ってない。
そもそも、何が正しいなんてこともない。だから間違いもない。
気高く生きろ。孤高の存在であれ。
人と比べて人からの評価に悩んでこんな自分って価値ないのかなとか思って押し潰されそうになっちゃう、私を含む全ての人へ伝えたい。
あなたはなんっにも間違ってない。
負けてなんかないし、劣ってもない。
そもそも人生に勝ち負けや優劣なんてない。
比べていいのは、過去と現在の自分だけ。
比較対象はあくまでも自分で、他人じゃない。
あなたの人生だ。自分を信じて、あなたの道を行けばいい。
今日もあたたかいお布団で眠れたら、それだけでパーフェクトだよ。
今日も一日おつかれさまでした。
素敵な夢がみれますように。
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