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ソングフォーユー 覚えている?

 あけましておめでとうございます。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さもです。米津玄師さんと同学年の生まれの31歳です、改めまして、よろしくお願いいたします。


 さてなんでわざわざ米津さんの名前を出したかというと。もちろん同学年というのも大きいのですが、今日、新年一発目のカラオケに行ってきまして(笑)米津さんの曲を沢山歌ったなかで、「ホープランド」という、とてもパーソナルな曲を思い出して歌ってみて、色々思うことがあったので記事にしようと思いました。

 
 この「ホープランド」という曲ですが。

 誰もが歪であることを
 誰もが許せない場所で
 君は今どこにも行けないで
 息を殺していたんでしょう


 こう始まるのです。
 わかりやすい言葉で、抑圧される痛みやつらさを淡々と歌いながら、

  サビ前に
  
 謂れのない噂や
 穢れきったあの言葉に
 惑わされないでおくれ  
 それが世界のすべてじゃない

 と歌い、

 ソングフォーユー
 覚えている?
 いつでもここにおいでよね
 そんな歌届いたら
 あとは君次第

 とまるで抱きしめてくれるような癒すような言葉で一番が終わるのです。


 この曲は音楽隊ツアー(アルバムBremenリリース時)に、米津さんのMCを挟んでから歌われたのですが。米津さん曰く、

「こんな個人的な曲をアルバムに入れるのはどうかと思った。怒りの感情をぶつけるような、そんな曲だ」(うろ覚えです)   

 だそうで。

 で、確かこの曲歌って、アウトロで、米津さんがシャウトしていたんですが。それが、もう、感情ぐっちゃぐちゃになったものが音になった、苦しさや憤りや哀しみや、色々なものがごたまぜみたいなのが響いて。

 そういえばとても心に残ったなというのを思い出しました。

 米津さんが心やさしくて、繊細なんだろうなということはもちろん感じたのですが、自分の表に出したこの曲のことで傷ついたりしなければいいなと、ひそかに思ったりもしました。


 でも、米津さんは明るいというか、ほんわりと救いのあるような曲調でこの歌を包んでいるので。曲そのものはとてもきれいだし、不思議な感覚を持っている方なんだなと、この先も気になるなと思ったのが当時の印象です。

 その当時は、

 ライブはまだ楽しさがあまり味わえていないようでしたし、(あくまで私の印象です)MCも最近のそれよりずっとぶっきらぼうというか。そんな感じでしたので、ライブを重ねるにつれて纏う雰囲気が柔らかくてより親しみを持てそうな、楽しんでるなという感じが伝わってくる感じになり。…もはや誰の目線かなんなのかわからなくなってきましたが、

 米津さんが紆余曲折ありながらも、今も曲を世に出し続けていて、私たちに届けてくださる、それがなんとありがたいことか…!

 という謎の結論に至り。
   

 米津さんも私も30代になったけれど、それぞれ大なり小なり変わりながら生きてきたんだなあと、体調には気をつけて、これからも米津さんの活躍を応援しつつ頑張ろうと、思った1月1日だったのでした。


 今回はここまでです。
 意味のわからない記事になりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。 2022年もよろしくお願いいたします!

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