令和3年7月の報告

令和3年7月の月次報告を行う。

主な出来事


1.あまぶんこと「尼崎文学だらけ」が終了
 長い会期を経てあまぶんが7月末で惜しまれながら閉会となった。あまぶんについてのレポートは別の記事にしてあるので、もしよろしければご参照いただければと思う。ただし、ほとんどが有料記事になってしまう(会計情報のため戦略的に有料とさせていただたいた。あしからず)ので、単独で課金するか、もしくは今年の課金記事は有料マガジンで一度に読めるので、全部読むつもりであればマガジンに課金した方がお得である。持続可能な同人活動にご理解とご協力をいただければ幸いである。

2.新刊「現石」および新装版「幻石」の初動が確定する
 前述したイベントを初動イベントとして算出した。イベントレポートでも書いたが、「現石」の頒布数は9部で本作の初動は9部となった。これは対面頒布時代の前作「幻石」の初動(10部)にわずかに及ばない記録ではあるが、通信形式の即売会で搬入した9部すべてを頒布しきるとは思わなかったので、少し驚いている。

3.7月11日をもってひざのうらはやおが正式に同人活動に復帰した
 本来これが最初でよかったかもしれない。自分でも大ニュースだ。復帰に際してのコメントは当該記事を参照いただきたい。いずれにしても、休止前と比較すると様々な制約が積み重なった上での再出発であるが、どうにか慎重に活動していきたいと考えている。

4.スターバックスアンソロジー「さめない」が刊行
 あまぶん内で初の頒布となったスターバックスコーヒーを題材としたアンソロジー「さめない」に参加させていただいた。あまぶん主催のお二方を中心としたメンバーで構成されており、この一角に「招待」されたのはうれしい限りである。また、ひざのうらはやおとして寄稿依頼があった初めての作品でもある。もし見かけた方はぜひお手にとって見て欲しい。献本もいただいたが、素晴らしい出来であるように思う。ここに参加させていただいたことを誇りに思っている。

その他告知等

・「猫にコンドーム」、「飛んで火に入る」および「驟雨、あとを濁さず」のカクヨム版を掲載決定
 宇佐見小説集「驟雨、あとを濁さず」の製作を鋭意行っているところであり、当該小説集の刊行は来年春頃になると予想される。また、表題作はひざのうらはやおの中でもターニングポイントとなる小説であることから、事前告知の手段、また当該小説集頒布にあたっての「ミスマッチ」を防ぐため、収録作すべての「正版」の全文を先行してカクヨムに掲載することを決定した。
 「猫にコンドーム」の正版については「平成バッドエンド」、「飛んで火に入る」の正版については「現石」にそれぞれ収録済みであり、それと文面自体は全く同じものを順次掲載する。当該小説集に収録するのはどちらも「雨版」と銘打った別バージョンであるため、「正版」とは異なる解釈で加筆修正を行う予定である。また、当該小説集の表題作についても残った2作と「統合」を行う都合上、カクヨム掲載後も推敲等を行った完全版を収録予定である。
 大まかな予定は下記の通り。

 8月下旬まで 「猫にコンドーム」をカクヨムで順次掲載
 9月 「飛んで火に入る」をカクヨムで順次掲載
 10月中旬以降 「驟雨、あとを濁さず(初稿版)」をカクヨムで順次掲載
 令和4年5月ごろ 宇佐見小説集「驟雨、あとを濁さず」の発刊予定(文学フリマ東京合わせを想定)

 小説集については、即売会に直接出向くことはほぼ不可能であるが、来春の文学フリマ東京に間に合うように刊行したいと考えている。ついては、当該イベントに参加予定で、委託頒布を受け入れたいという奇特な方がいらっしゃればお声をかけていただければ幸いである。前作「震える真珠」と同じかそれ以上のクオリティを目指して現在鋭意制作中であり、間違いなくひざのうらはやおのキラータイトルとなるので、可能であれば本作だけでも対面で頒布したいところではある。だがぼくの個人的事情がどうなるかわからないので、「日本ごうがふかいな協会」としての出展は難しいとも考えている。ただいずれも予定であるので、製作の進行によっては変更となることも十分にあるし、だいたいの場合、これらの予定は上手くいかない場合を想定しているので、想定したよりも仕上がりが早くなることの方が多いところは留意していただければと思う。

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