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1987年公開  いとしのエリー

1984~87年に「週刊ヤングジャンプ」誌で連載された。高見まこの同名コミックを映画化。フジテレビが製作。当時最先端だったアナログハイビジョンで撮影された。日本映画界で流行するラブコメの先駆けだった。企画だ。まだ“おニャン子クラブ”を卒業したばかりだった、国生さゆりの魅力を再確認出来る。当時の東京・横浜などの風景が懐かしい。当時人気アイドルだった国生さゆりと、“男闘呼組”にいた前田耕陽が主演している。高見まこの同名コミックを原作に、高校の女性教師と教え子の男子生徒の恋を描いたラブコメディである。

台本


オープニングシーン1

高校2年の晋平は、バイクが故障して立往生している若い女性を助けた。彼は次の日、新任教師として現われたその女性、枝里子と再会する。枝里子にゾッコンになった晋平は何かと接近を図る。だが、実は彼女には大学の教師で妻子持ちの中村という恋人がいた。中村は助教授として北海道へ栄転が決まり、別れを告げたばかりだった。ある日、枝里子は捻挫をし、晋平に抱きあげられて保健室へ運ばれた。日曜日、晋平のクラスメイトの美代子の誕生パーティが六本木で行なわれた。枝里子も大学の先輩である真名古先生と連れ添って来た。途中で抜けた晋平の後を枝里子が追い、二人は枝里子のマンションへ向かう。そして、一夜を過ごした。それ以来、ご機嫌の晋平だったが、真名古も枝里子にモーションをかけだす。また、彼の家では父親、貢平の転勤がもちあがっていた。晋平にその話を切りだせず、また最近、外泊したり成績の落ちているのを心配した母親、三津子は枝里子に相談する。自分のために晋平がダメになっていくのではと心配した枝里子は、素っ気ない態度をとった。枝里子を呼び出して理由を聞き、彼女のために頑張ろうと決心する晋平は、そんな折、転勤話を知り必死に下宿探しを始めるのだった。一方、中村から突然の手紙を受けた枝里子は札幌へと飛びたって行く。彼女の部屋でその手紙を読んだ晋平は、真名古から中村というのが技里子の恋人であったことを聞き、枝里子を追う。中村と逢った枝里子は、彼が自分のために離婚したことを知る。だが、彼女は大切にしたい人がいると別れを告げた。立ち尽くす枝里子の前に晋平が現われた。

ラストシーン


エリーと呼ばれたのは
あなたにとってのエリーはだれですか。これまでエリーと呼ばれたのは、国生さゆり。エリザベス テーラ。岩本えり子。えりちえみ。恋わずらいのエリー“は原菜乃華。「エリーゼのために」のモデルとなっているエリーゼはベートーヴェンの知人の妹である可能性が高い、6月30日、オーストリアのメディアが発表し、日本の新聞各紙でも報じられた。 記事によると、エリーゼの本名はエリザベート・レッケルというドイツ出身のソプラノ歌手。

「I’m Ellie」
They called me Ellie.
I cried sometimes
I get dimples when I smile
I'm going far away
Don't forget what I've done for you
I'll leave you a portrait.
Something that looks great

「わたしはエリー」
エリーと呼ばれたわ
泣いたこともあったわ
笑うとえくぼがでるわ
遠くへ行くのよ
わたしがしてあげたことを忘れないでね
ポートレートを残していくわ
素敵な映りのいいやつ
永遠のエリーに乾杯🍻
エリーマイラブソースイート❤️



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