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原子爆弾をつくつた先生(第9弾)映画 太陽を盗んだ男

「ゴジ」いわく長谷川和彦監督「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」と日本映画史に燦然さんぜんと輝く作品といえばこの2作だ。に作品ともに30代で発表した。 今から37年前の1978年の映画は「太陽を盗んだ男」である。
 モームメイドで、原爆をつくり出した。中学校の理科教師が、自宅のアパートで原子爆弾の製造に成功すると言う話だ。彼は原爆を武器に、警察に対してプロ野球のテレビ中継を最後まで見せるよう要求。当時は延長がなくいいところで終わっていた。さらに、彼はローリング・ストーンズの日本公演を要求するなど、国家を相手に次々と理不尽な要求を突きつけながら国を困惑させるも、自ら被爆していまう役を沢田研二が熱演している。1982年にディレクターズカンパニーの代表となる。それから40年以上も次作を撮らず沈黙した理由とは映画が撮れなくなったわけとはなんだったのか?
 台風を盗んだ男は79年のキネ旬日本映画ベスト・テンで2位を獲得した。彼は胎内被爆者としての生い立ちがある。

左長谷川 中沢田 右菅原

「青春の殺人者」の監督の長谷川和彦は後に連合赤軍を取りたいと言っていたが、後のインタービューでもう1本撮って死ぬと40年もいい続ける「伝説の映画監督」が長谷川和彦。宮畑譲記者のインタビューにこう答えている
「太陽―」の発表は1979年。以降、次作が撮れない理由は何でしょうか
長谷川和彦監督
 「一番大きいのは、連合赤軍にこだわったことだな。前後編に分けて3時間ぐらいの台本ができていた。ロケに使おうと考えた実際の浅間山荘が5500万円で売りに出ていて、3500万円まで値切った。あと500万の手付金を打てば、使えるところまで交渉したんだが。その頃、長谷川さんが中心となって立ち上げた映画製作会社「ディレクターズ・カンパニー」(ディレカン)の経営が厳しくなっていました
 手付金を払うのを、俺がビビったんだ。「連合赤軍」をゴーすれば無理やりにでも俺は映画を完成させただろう。しかし、結果的に会社をつぶすことになりかねない。「ディレカン」は最年長の俺が「言い出しっぺ」で、「まず若い監督から全員撮れ」と言っている間に会社がつぶれてしまった。3人きょうだいの末っ子の俺が、慣れない長男役をやったんだなあ。撮らないやつがいる間に俺がつぶすわけにはいかんと。結果、俺以外の監督は全員、新作映画を撮った。その中にはディレカンがなきゃ、できなかった映画もあるんだ。脚本を一般公募した「台風クラブ」(相米慎二監督)とかな。台風クラブは第10段で紹介する。1992年倒産。旗揚げ作品は、設立年の1982年秋、〈ピンク!朱に染まれ〉と銘打たれた、泉谷しげる監督『ハーレム・バレンタインディ』、宇崎竜童監督『さらば相棒』、高橋伴明監督『狼』の中編三本立てを公開。

ロケ日記
マツダのRX7

初代RX-7SA22C型(色が違う)

RX-7に乗って首都高速を13号埋立地夢の島に疾走するシーンの撮影には二車線の高速道路を劇用パトカーで減速して車の流れを調整してRX7を走らせて空撮するシーンが撮られたが撮影許可など出るわけは無く知恵を使ってギリギリの撮影方法が撮られた。実際に私は劇用パトカーにのつて用賀から入り2台で道をふさぎ時速30kmでノロノロ運転をした。空ではヘリコプターが飛んでいる。また皇居に乗っ取られたバスが突っ込んでいくシーンなどは捕まるのを覚悟してスタートしたが、あっけなくバックで出てきたそれ以来障害物が置かれる様になった様だ。撮影自体がテロ的だった。当時20代の私は、撮影隊というのは無茶をする人達の集まりで、やりたいことは、なんでもできる集団であるのだと思ったものだ。他にも映画にまつわる事故やアクシデントなど語るに尽きない。
 個人が原子爆弾を持つということが権力の集中する北の方国家が持つ核に思えて来る論理的には中学の理科の先生レベルで原子爆弾は作れるのかと思ったものだが、誰も太陽を盗んではならない。最近では盗人が多いらしい。使えぬ武器で脅す人達はなにを考えているのか、私たちになにができるのか?(原子爆弾の使い道は他にありそうだ。今の私たちにはわからないだけなのだ。必要のないものは地球上にはないとうい考え方があるとして恐竜が絶滅したのが隕石のせいだとしたら隕石の破壊に原爆を使うのはどうだろうか。実際に流星から石を取る技術は完成している。)犯人が「9番」と呼ばせるのだが連想させるものは、ピッチャーである。野球の9番はピッチャーの打順だった。原子爆弾を投げるぞという脅しを含んでいるようだ。現代の太陽を盗んだ男の1人としてのキム総書記は「さまざまな射程のミサイルの固体燃料化と弾頭の制御化、核兵器化が完全無欠に実現した。敵の対象物を迅速かつ正確、強力に攻撃するという3大原則を貫徹することになった」と成果を強調した。(2024年4月3日 12時05分)人類は核の使い方を間違えている様だ。今日の大谷の第一号が、世界を変えてくれることを望む。(2024年4月4日日本時間)

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