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「探偵物語」  松田優作[18]

『探偵物語』は、1979年9月18日から1980年4月1日まで日本テレビ系列で全27話が放送されたテレビドラマ。主演は松田優作。

松田優作

私立探偵の工藤俊作(松田優作)が、様々な依頼を引き受け、刑事たちに邪魔者扱いされながらも街の仲間たちと事件の解決に乗り出す。主演の松田優作は、それまでのハードボイルドなヒーロー像から一変、コミカルな演技と独特のスタイルで、彼の伝説的な作品となった。渋谷と横浜を中心にロケが行われた。渋谷の壁絵落穂拾いの前に立つダンディーな優作がカッケー。
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古尾谷雅人が演じるタケシの身代わりに、恋人のクミが撃たれる。
犯罪組織から追われ、クミの知り合いだった松田優作が扮する探偵事務所の工藤俊作を頼るものの、結局は逃げ切れずに射殺される。タケシを匿った骨董屋のイイヅカや、師匠と慕うイレズミ者など、工藤の仲間も虫けらのように皆殺しにされてしまう。
復讐の鬼と化した工藤は姿を暗まし、建設用地の汚職に関わった薮原、黒幕である大物代議士の大森ら全て片っ端から隠し持っていたナイフで刺し殺す。
そして、何事も無かったかのように現れた行方不明の工藤だったが、この事件が起こる前の冒頭に訪れたスーパーで買い物をし、釣り銭を間違えた為にクレームを付けた店員のやさぐれた男に待ち伏せされ、やがて工藤自身も復讐される事になる。
腹部をひと突きされ、走り去って行った男に向かって「オイ! ちょっと待て! オイ忘れもんだよーーーオゥッーーーオイ、誰にも言わないから、これ持って帰れ。気を付けろよ…」と名台詞を残しながら崩れ落ちて行くと共に、静かに流れてくるダウン・タウン・ブギウギ・バンドの『身も心も』という曲が一層リスナーの涙を誘うラストシーン。

ダウンタウンブギウギバンド

宇崎竜童の歌が身に沁みる一曲です。

アイシャのベスパ

白のベスパで失踪(笑)する工藤。TVシリーズでは代表作です。よく再放送されているので、見る機会は多いですね。横浜が舞台ですが、よく渋谷でも撮影をしていました。モナリザと落穂拾いの前に立つ優作さん。

渋谷モナリザ壁画前

真似して写真撮りに行きました。洒落たセンスとコミカルな演技、昭和風の落ちなど、昭和を代表するTVシリーズです。映画化された薬師丸ひろ子と探偵物語も面白かった。TVでヒットして映画化される方式はこの頃から盛んになった様な気がする。優作さんは国産車しか使わなかった。クラウンだった。その大事なクラウンに、すばる前でロケバスをぶつけた、うちの先輩が、バスから降りる前にバスの運転室の扉を開けて二、三発喰らわせた事件とかあったけど、何も問題にはならなかった。  今は知らないけどあの頃は制作側が役者のクルマは出していたから運転手はした。探偵物語の台本もあったけど、十一回の引越しでどっか行っちまった。表紙のDVDマガジンも2月の引越しでどっか行っちまった。悔しくて、手運びすれば良かったと、今更後悔している。皆様も引越しの紛失には、ご用心。

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