見出し画像

税理士VS国税局「不当不屈」[12]金融腐食列島ー呪縛➖(実話)

 衝撃の実話である。飯塚毅の事件を完全映画した。高杉良の原作である不当不屈はたったひとりの税理士が、国家権力に立ち向かい無罪を勝ち取るまでの壮絶な戦いのドラマである。飯塚事件(いいづかじけん)とは、1963年から栃木県鹿沼市にあったTKC創始者の飯塚毅の経営する会計事務所とその関係先に国税庁の税務調査が入り、所長以外の4名の職員が法人税法違反教唆の容疑で逮捕起訴されたものの、無罪判決が確定した事件である。


1人の税理士と国税庁による7年間にも及ぶ闘争「飯塚事件」を題材にした高杉良の同名ベストセラーを、「次郎物語」の森川時久監督が映画化した社会派ドラマ。会計事務所を営む税理士・飯塚毅は、顧客である中小企業の経営者たちに勧めていた節税対策を国税局に否定され、脱税指導の嫌疑をかけられてしまう。不撓(ふとう)不屈の精神と家族に支えられて、真っ向から権力に闘いを挑む飯塚だった。脱税を指南したとして税理士を告訴あらゆる手段を駆使して圧力をかけてくる。だが飯塚は決してひるまず、政治的な取引を拒絶して7年にも及ぶ裁判抗争に突入するのである。おのれの信じた道を貫く男の誇り高き姿が感動を呼ぶストーリーである

滝田栄 松坂慶子
森川組 葉山ロケ 2005 5\21

税理士の指導、脱税の指南、何やら、昨今の裏金問題で会計士に罪をなすりつける政治家どもが、どの面下げて、年金をまた5年伸ばそうとするのだろうか。裏金の真相は明らかにされず、「なんちゃつて改革」で、逃げるつもりか。  裏金は限りなく脱税だろう。何に使ったか言えない金らしい。元総理がこの件を追求するのも内輪揉めにしか思ってないかもしれないし派閥を解消することは、政治をしないのといっしょ。政治家は徒党を組んでナンボです。ただやり方が間違っているのではないか。徒党を組んでも、精錬潔白に政治活動をして欲しい。パワハラ市長に、パパ活副大臣、消滅都市、産めよ増やせよでは無く、少ない人数でも良い国作ろうとではないか。「本当の政治家求む」と求人広告を出したくなるこの頃。不当不屈を見て、冤罪事件に光を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?