量子宇宙に時間を繰り込みサンプリングする量子重力理論
現代物理学の2大の柱の、古典論のアインシュタインの相対論と量子論は、
光速度不変 → 質量の等価原理 → 質量の繰り込み → 紫外破綻
と来て変化している光速を原理的に不変にする無駄な縛りは、不確定な相補性(光速や波長と質量)も無くし物理学に行き詰まりを産んでいます(ボーアとアインシュタインの論争は、まだ決着してない)。
一般的に、背景時空に依存した理論ではこの紫外カットオフが必要になります。それは宇宙項問題の元凶にもなっています。https://research.kek.jp/people/hamada/
これは、相容れない宇宙の階層構造と絶対静止系を光速度不変の原理によってどちらにも付かなく辻褄合わせした結果、宇宙の階層構造と対立し自然がNOといっています。
宇宙の階層構造 ✖ 絶対静止系 → 光速度不変
安易な解決法は、相対論をアインシュタイン以前に戻すようなことです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/sugi_m/page017.htm
統一相対論の場合、
光の運動量の等価原理 → 時間(カウント)の繰り込みが標本化(発散している量子に対して因果関係を持たせる)なので、紫外破綻しないんです。
だから、光速度不変が癌(量子仮説の導入は当時のプランクにとっては絶望的な行為だった逃げをアインシュタインの相対論に求めてしまった)なのでたたいているんです。
そもそも黒体が紫外破綻するので発見されたプランク定数を背景にしないで、光速度を基準(絶対静止→光速度を基準に変更する場合はプランク定数がセットである)にして尚、古典論に帰着しよう(対応原理)とするのが間違いなんです。
以上の様に、ニュートン力学の絶対時間、絶対空間ありきや座標変換ありきからの背景でなく、時間を繰り込めば、長さが決まるといった相対性こそが、パラダイムシフト(静止宇宙→膨張宇宙)の最も重要な変更点と考える。時間と空間が相補的であると言えるのかもしれない。
我々が必要とするのは、座標変換の為の背景でなく、時間を繰り込んで認識するため(量子宇宙)の背景なのではないでしょうか?
というか、量子化はミクロだけの話でなくそんなに難しい話(にしてるのは物理学の方で)ではないです。普段から私たちは、多少時計の進み方が違っても時間を繰り込み★場合分け★しながら生活(今日は燃えないゴミを何時までに出すとか)しています。
物理学において、量子化(りょうしか、英: quantization)とは、古典力学では連続量として理解されていた物理現象を、量子ひとつひとつの集合体である離散的な物理現象として解釈し直すことである。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8C%96_(%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6)
といってもボーア側の量子力学にも問題があり、その古典的量子論は、
「量子化は、古典力学から量子力学を構築するための手順である。」
は物事の発生が逆で、量子世界を背景(h/c)とする量子宇宙論では、
「重ね合った量子世界から古典的認識を得るためのサンプリングである。」
それは光量子も同じで、
h/c = Δmi Δλ →(時間カウント f の繰り込み)
→ h f/c = mi w = m₉ c (場分けされた古典的物理量)
時間を繰り込んだ結果、mi = m₉、w = c、であれば同じ慣性系であると言えますから、光速が一定が先ではなく(月は見なくてもあるではなく、月は見たら有った)、光速差からガリレイ系が発生します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?