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職リハ学会島根大会に参加して

先週の金曜日と土曜日の2日間、島根県松江市で開催された日本職業リハビリテーション学会島根大会に参加してきました。
昨年のかながわ大会に続き、今年も対面開催です。

かながわ大会は、コロナになってしまって参加できずでしたので、対面の全国大会に参加したのは2019年の大阪大会以来。
そう思うとなんだか久々の感覚で、いろんな人たちとの再会や交流がたくさんあったのは、自分にとってはとても良い時間となりました。

大会で学んだことや感じたこと、次回大会のことなど、まとまりないですが思うままに書いておきます。

役員として参加して

2021年より、学会の運営理事を務めさせてもらい、今は2期目です。
理事になってからの大会はオンライン開催が続いていたので、理事として対面参加は僕にとっては初めてでもありました。

研修基礎講座の司会、口頭発表の座長など、理事としてうまくできたかよく分からないですが、一応、無事に終わってよかったです。

また、大会前日は運営理事会も対面で開催され、その後の懇親会なども含めて理事同士で交流も様々にできました。
個人的には、運営理事を務める先生方と少しは親しくなれた気もして、それも自分にとっては大きなことでもありました。

やはり、対面だからこそお互いを知ることができ、先生方それぞれが大事にされていることも感じれた気がして、学会運営の大変さと重要さを改めて学ぶことができました。

同年代の人たちの活躍ぶり

今回の大会では、いつもお世話になってる池田さんに誘われて、認知行動療法(CBT)の自主ワークショップで指定討論の機会をもらいました。
前々からお話ししてみたいと思っていた先生お二人と一緒に登壇させてもらい、CBTに関するご講演はとても勉強になった時間でした。

お二人とも、CBTのプロフェッショナルであるとともに、お人柄、本人中心の考え方や価値観、バランス感覚など、先生方の優秀さを改めて感じました。それが何よりの刺激でもありました。

それに、後で知ったことですが、先生方お二人とは同年代だったようです。
自分もそれなりに頑張ってるかなぁと思ってましたが、先生方のように活躍されていて、自己研鑽して頑張っておられ、価値観やお人柄の良さなど、同年代だからと思うとより一層刺激を受けた感じです。
もしかしたら、それが今回の参加で一番の収穫になったようにも思います。
(運営理事の先生方、学会の委員をされる先生方なども僕と同年代の方が何人かおられるようで、それもまた、いい刺激になりました。)

就労選択支援のシンポジウム

大会2日目の最後のプログラム「どう活かす!?就労選択支援」では、シンポジストとして登壇させてもらいました。
15分ほどの発表でしたが、自分たちの事業所で取り組む就労支援をベースに、「ニーズアセスメント」を主にして発表させてもらいました。

資料作りはちょっと苦労してしまいましたが、ニーズアセスメントを改めて考える機会になったことは間違いなくって、実行委員長の青山さんには貴重な機会をいただき、感謝感謝です。

来年10月より始まる就労選択支援。
シンポジストでご一緒だった鈴木専門官と倉知先生からは、制度の仕組みや理念、働くとは何か?についてのお話しがあり、壇上で聞くなかで学ぶことはとても多かったです。
「本人中心」、「夢や希望の聞き取り」「チャレンジや試行錯誤の機会」などのキーワードは、ご本人の働くための可能性を広げるものと感じ、僕らも就労選択支援をやるのなら、地域できちんと機能する事業となることを目指して地域連携のなかで進める必要があると感じました。

次回は兵庫大会!

さて、次回は第52回兵庫大会です。
兵庫大会はうちの法人(社会福祉法人北摂杉の子会)で事務局をさせてもらうことになり、大会長は井澤先生(兵庫教育大学)。僕は、先生のサポートと大会運営の担当として、実行委員長をさせてもらうことになりました。
まずは、実行委員の皆さんにご協力の依頼をして、実行委員会を開催したいと思います。

島根大会は盛会に終わりました。
全国から松江市にたくさんの方が来られていたようで、参加者数も300人を超える規模だったと聞いています。
この流れで兵庫大会も盛り上げていきたいと思います。


新型車両の特急やくもは乗り心地も良くって、電車の旅も楽しむことができました!

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