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お守り

タトゥーシールを手に入れた。
早速腕の内側に貼る。おぉ…
なんだか少しこそばゆくて、隠しながら外を歩く。すれ違う人みんなに見られている気がする。(そんなことはない)
すごく嬉しくて、こっそりチラチラとみる。
昨日貼ったのは、丘に静物がある絵。
そこに、星を組み合わせた。
反対の腕には、金色の星。ニコッと顔がついてる。

タトゥー文化について私は全くの無知である。
入っていると銭湯やプールに入れない、ということくらいしか知らないと言っていい。
国や地域によって文化と歴史に違いがあるのはなんとなくわかっても、
その具体的な違いは何も知らない。

同世代や少し年上の素敵な女性たちが時折入れているタトゥーを見て
「かっこいい」と密かに憧れていた。
Charaさんの首筋に羽ばたく鳥、咲く菫。
飯島望未さんの足首に輝く星。
活躍する女性たちの覚悟や、お守りのような存在に感じて、素敵だなと思っていた。

ジュエリーを身につけたり、香りを身に纏うだけでもなんだか強くなれたような気がするし、
メイクだってそう。
そういうものが多ければ多いほど、近ければ近いほど
お守りとして心に響く気がする。

怖がりで気分屋で好きなものだってコロコロ変わる私には、タトゥーは向かないかもしれないけど
シールだったらいつだって、気分がコロコロ変わったって
好きなように身に纏える。

私も誰かのお守りになるようなものを
作っていけたらいいなぁと思う。


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