見出し画像

やる気あるの?

もうあれこれ例え話を考えるのも面倒になってきたので直球で行きますが、立憲民主党さん、政権取る気、ホントにありますか?
絶妙に過半数を取らないギリギリラインを狙って、美味しい汁を吸えるお仲間を一人でも増やしたい、そういう思いで動いていませんか?

政治資金パーティーと裏金の問題が世に出てきて半年ほどたったでしょうか。
国民の関心事はパーティーそのものではなくて「裏金」なわけです。パーティーそのものはある意味で日本の経済を動かしているわけで(主に会場となるホテルとケータリングサービス会社だとは思いますが、それでもやらないよりはやった方が確実に国民(の一部)は潤います)、パーティーそのものを問題視している国民というのは少数派ではないかと思います。
国民の怒りの矛先は「不透明な金の流れ(と利益供与があったのではないかという疑惑)」である、なんてことは「別に裏金あってもいいよ、政治家の仕事は日本を良くすることだから」なんて能天気に構えているアッパラパー(私)でも分かります。

それを「政治資金パーティーそのものを全面禁止します」などという法案を提出して(結果的に不透明なお金の流れはなくなるので国民からすればそれでもいいのですが)、党内から「それでは政治家は金持ちしかなれなくなる」などと批判を受け、挙句の果てには「法案提出前だから別にパーティーやってもいいよね?」と抜け駆けする重鎮が出てくる始末。
更には「消費税減税のマニフェストは誤りで撤回すべき(これも重鎮のお言葉)」等と言い始めているようです。
某検索サイトのコメントにあった比喩をもじりますが、
「1点差で負けている9回裏、相手のピッチャーの連続四球でノーアウト満塁。次のバッターもノースリーとなったところでいきなりとんでもないボール球に手を出してトリプルプレーで延長戦突入」みたいなとんでもない失策(というかブーメラン?)をやらかしています。

これは私の仮説ですが、おそらく立憲民主党は政権を取る気がない、正確には取りたくないのではないかと勘ぐりたくなります。なぜなら、下手に政権を取ると負担が増えて大変だからです。
それよりは野党第一党の位置に甘んじて、政権批判をしている方がよほど楽です。つまり、立憲民主党の議員さんの大半は、ギリギリ過半数に届かないラインで一人でも多くのお仲間にうまい汁を吸わせてやりたい、とお考えなのではないでしょうか。
それ以外に今回、このタイミングでマニフェストへの内部批判が出たり、政治資金パーティーを開催ししようとしたりする意味がわかりません。

それならそうときっちり国民に説明したら良い(私たちは政権を取るつもりはありません。政権批判をしているだけでお給料がもらえる今の立場のほうが気楽だからです、と)。

自民はだめだけど立憲民主も別の意味で駄目。
ただ、マスコミのネガキャンはひどいですが、岸田政権は「やる」といったことを実は結構しっかりやっている(歴代政権の中でも上位に来るらしい)ということなので、私ももう少し情報を精査しないといけないなと反省しきりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?