オカヤマどんぶらこリサーチ

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オカヤマどんぶらこリサーチ「桃フロート流しプロジェクト」事業報告書

岡山の桃太郎伝説にちなんで、桃型のフロートを用水路へ。 瀬戸内の海ごみのほとんどは、内陸部から川や用水路などを経由して流入していると言われている。そこで、桃型のフロートをごみに見立てて、実際に海までどれくらいの速さで、どのようなルートで流れてゆくのか、岡山市、各町内会、土木水利関係者の許可を得て、用水路でのごみ動態調査を実施した。 調査手法として、科学者と市民が協力する「シチズンサイエンス」を採用。3Dプリンターで制作した大小2種類の桃型のフロートを用意し、大きな桃

    • 11/12(日)「オカヤマどんぶらこリサーチ」中間報告会 & 「ウミゴミエゴ採集」ワークショップ

      瀬戸内の海ごみの大半は、沿岸地域から流入していると言われています。特に岡山県では、はからずも「用水路」がごみを運ぶ路になってしまっていることがわかってきました。そこで、用水路に注目し、「シチズンサイエンス」という市民参加型の調査・実験を通じて海ごみを減らしていこうと始まったのが、「オカヤマどんぶらこリサーチ」です。 今回のイベントでは、9月下旬に小中高校生ら約30人が参加して行われたごみの動態調査「桃フロートどんぶらこプロジェクト」の中間報告会に加えて、NPO法人イシュープ

      • 用水路ゴミの動態調査イベント「桃フロートどんぶらこプロジェクト」に向けたリハーサルを実施

        9月24日(日)に行われる用水路ゴミの調査イベント「桃フロートどんぶらこプロジェクト」に向けて、8月22日(火)にリハーサルを実施しました。 「桃フロートどんぶらこプロジェクト」とは、GPS付きの桃フロートを用水路に流し、データを収集してゴミの動態調査を行いうというもの。ゴミが溜まりやすい場所や清掃活動をする時間を割り出し、用水路の清掃効率を向上させることを目的としています。 私たちが住んでいるまちにある近くの用水路からも様々な場所へゴミが流れ着くことを知ってもらい、用水

        • 愛媛県宇和島市と岡山県岡山市の中学生が瀬戸内海を越えてゴミ問題を考える清掃活動を実施しました

          8月1日(火)岡山市北区で用水路清掃活動が行われました。この活動は、愛媛県宇和島市と岡山県岡山市の中学生が瀬戸内海のゴミ問題を学ぶ機会として実施されたもの。今回、どんぶらこリサーチでは、ゴミ拾いをする生徒さんたちに密着して、当日の様子をレポートします。 岡山市の農業用水路をゴミ拾い清掃活動に参加するのは、岡山市にある岡山市立操南中学校と岡山大学教育学部附属中学校、そして愛媛県からやってきた宇和島市立城南中学校の中学生たち、計20名以上。朝から30度を超える猛暑のなか、大元東

        オカヤマどんぶらこリサーチ「桃フロート流しプロジェクト」事業報告書

          2/11(土)に「岡山水門デジタル地図チャレンジ」を実施しました

          実施レポート 高校生10名を含む現地4チーム、熊本、兵庫、大阪、東京などからオンライン6チーム、合計29名参加し、222個の水門を発見、地図化することに成功。イベントの様子は、さまざまなメディアで紹介されています。 募集要項(終了しました) 年々増加傾向にある海ごみ。その中でも岡山県が面する瀬戸内海は閉鎖性海域のため、外海からの海洋ごみの流入が少なく、ごみの大半は自分たちが流出させたものということになります。 事前の調査・研究から「岡山県における海ごみの排出源の約7割

          2/11(土)に「岡山水門デジタル地図チャレンジ」を実施しました

          ウェブマガジン「greenz.jp」に、シチズンサイエンスについての記事が掲載されました

          世界的に注目されている、科学者と市民が協力して、プロジェクトを進めていく「シチズンサイエンス」。 こちらのキックオフ記事でもお伝えしたとおり、現在グリーンズでは、シチズンサイエンスの力をいかして、瀬戸内海の海ごみを減らすためのプロジェクトに取り組みはじめています。 とはいえ、シチズンサイエンスについては、まだまだグリーンズも勉強中の段階。シチズンサイエンスってそもそもなに? どんな事例があるの? そこで今回は、日本におけるシチズンサイエンスの第一人者であり、「シチズンサ

          ウェブマガジン「greenz.jp」に、シチズンサイエンスについての記事が掲載されました

          ウェブマガジン「greenz.jp」に、キックオフ記事が掲載されました

          海のごみって、どこからやってくるのだろう? 拾っても拾っても、ごみは増え続けていくけれど、どうしたら根本的に解決できるんだろう? 近年、海洋プラスチック問題が話題になり、ビーチクリーン活動もさかんになっています。でも、実はそれらの海ごみがどこからやってきたのかはよくわかっていないのが現状です。ニュースを見て、なんとなく「海外から漂流してきた」と認識していたり、そうした現実に無力感を感じたりする人も多いのではないでしょうか。 実際、日本海や太平洋のゴミは外洋からやってきた

          ウェブマガジン「greenz.jp」に、キックオフ記事が掲載されました