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資産運用#1 ほったらかしが一番

大学を卒業し、サラリーウーマンになった。すでに30年以上も同じ会社で働いている。そこそこ出世すると、そこそこ給与も上がり、仕事中心の生活で、たまに旅行ときどき美味しいものを食べに行くという生活しかしていないと、勝手にお金は溜まっていくものだ。
もっと資産運用を早く学んでいたら、今頃はFIREして、悠々自適に過ごしていたのかもしれないが、それなりに散財していたので、今だに働いている。
2016年からNISAを始めて学んだことは、ほったらかし投資が一番貯まるということである。私のこれまでの貯蓄と投資の経歴をご紹介したい。

貯蓄をする

入社し会社の寮に入り、まずは月5万円を給与天引きで定期貯金していく。放っておくと次第に溜まってくる。手取り15万くらいからスタートしたが、寮生活だったので5万も貯金ができたんだろう。会社の福利厚生がこんなにも素晴らしいとは入社前には考えてもいなかった。ボーナスは手取り30万くらいだったのだろうか、すでに記憶にない。毎年100万くらい貯まると良いなくらいに思っていた。
金利は雀の涙だった。。。

1000万円溜まって考えること

気づくと1000万円溜まっていて、貯金保険制度の元本保証が気になってきた。
預けている銀行が、破綻すると元本1,000万円とその利息しか保証されない。
新たに別の銀行に資産を移しつつ、金利が低いまま放って置いていいのか流石に考えるようになる。

  • 元本保証があり少し金利が良い個人向け国債

  • 個人向け国債よりも利息が高い仕組み貯金

  • 少しリスクをとって日本株や投資信託

  • ハイリスクなFX

いろいろやってみたけれど、この中で一番お金が増えたのは投資信託である。そして、いまだに負債を相殺できていないのがFXである。

投資をする

日本株の購入

私が最初に投資を始めたのは、身近なものでまずはやってみようという軽い気持ちだったので、いつも実家に帰るのに使う航空会社ANAの株を買った事だった。年に2回の配当金と株主優待が魅力的だった。かれこれ20年近くは持っているので、すでに元はとれたのではないか。(コロナになってから配当がつかなくなったが、今後も応援したい!)マイナスになったこともあるが、元は取れたと思っているので大きな気持ちでいられるのが救いだ。

その後、色々な日本株の売買をやったけれど、サラリーウーマンとしては毎日リアルタイムに取引できるわけでもなく、仕事ざんまいの毎日で四季報を見て勉強する時間もなかったので、だんだんとほったらかし状態になっていった。
さらに、ライブドア事件やJAL経営破綻で投資から遠のいていったのである。。。

ネット証券でNISAを開始

投資から遠のいていたが、2014年からNISAが開始されたこともあり、あらためて投資信託を再開することにした。何を買えば良いのかわからなかったので、本を読んで勉強しようと思い手に取ったのが、山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」である。
投資信託をするなら以下をチェックして買うと良いとのこと。そしてほったらかしで長期投資をすることに尽きるという事だ。

  • 買付手数料が無料

  • 信託報酬が低いこと(0.1%前後が目安)

  • 国内・海外で分散すること

そして上記をクリアしていたのが当時以下の2つである。

  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

  • ニッセイTOPIXインデックスファンド

2016年から2023年までロールバックをしながら一般NISA枠で投資信託を運用した。毎年120万円を一気に購入し、後はほったらかしである。120万円を5年間投資し600万円を元手に運用した結果、2倍の1,200万円にまで増えていた。

幸いにして、金融暴落などなく右肩上がりの市場だったので好成績ではあるが、またサブプライム問題のような事件が起きると資産も目減りしていくのだろうが、それを我慢できるかどうかが今後の課題である。

旧NISAの運用詳細については、改めてレポートしたい。凡人には貯金も投資もほったらかしが一番貯まるというお話でした。

新しく始まったNISAでの今後の運用もお楽しみに♪

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