やりたいことで食っていくって大変ね

徳澤青弦さんというチェリストをご存知ですか?
ご両親も弦楽器奏者、ご自身も東京藝大卒で「ずっとチェロ好き」と仰っていた、いわばサラブレッド的な音楽家さん。

さだまさしさんバンドメンバーをはじめ、新海監督の音楽に携わったり、私の大大大好きなドキュメント番組「ドキュメント72時間」の音楽作られたり、それはそれは眩しい、なんならルックスも眩しい、音楽家さんなのです。

以下のツイートは、コロナ前に呟かれた彼の言葉。久しぶりに連絡取る時「まだ(音楽活動)やってますか?」という仲間同士の“ご挨拶”的な言葉について、どう考える?って内容が大元で、ちなみに…と呟かれたのでした。

https://twitter.com/seigentokuzawa/status/1129225744914178048?s=20&t=XO7tCD8BewCSQj15C3aQjw

コロナを機に、ますます徳澤青弦さんの言葉が刺さる。あんまりにも感動しちゃったものだから、ここ3年間このツイートをスクショして待ち受けにしてる。
何をどう考えてもエリートなこの方がこう言うのだから、私も自分の仕事フィールドにおいては、愛情くらい負けないように頑張ろう!と。

で、その仕事フィールドなのだけど、
実際は楽しいだけではなく、「なんでこんな苦しい思いをしてるんだっけな」と思う仕事も付随してくるし、何ならそっちの方が多いかもしれない。交渉ごと、プロモーション、予算計画…ほんっと苦手。
…子育て関連のコアな内容は天職だと思っているし、できれば一生続けたいのだけど。
楽しいことだけやりたいとなると、ちゃんとお金にならない笑(そう、わが家は教育費地獄だからそれでは困るのです)

そもそも福祉寄りなんて、お金稼ごうっていう時に一番向かない業界なのよね、社会の仕組みとして。

でも、「自分が自分たる核」がそこにある、愛情先行の活動は、お金を稼ぐことに向いていようが、向いていまいが、しがみついてやらざるを得ないのです。
だってアイデンティティなんだもの。

さあて、どうしましょうかねえー
好きなことで食っていくの、難しいわねえ
みんなどんな風に折り合いをつけるのか聞いてみたい。

今まで通り、五里霧中・七転八倒しながら、苦手もひっくるめて引き受けて行くしかないのか、
はたまた全く関係ない、割りのいいホワイトな仕事をする傍らで、趣味自腹で子育て関連の活動をするのがいいのか…
(オチなし!!)

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