図書館司書の資格を取る話⑫メディア授業編 2

後期のメディア授業は、情報資源組織演習。
成績はともかく、レポートも科目終末試験もこんなにさくさく受かるとは思って無くて、後期には、2周目に入るつもりでスケジュール組んでた。
こんなことなら、前期でメディア2科目取っとけば良かったな、などと思ったが、まあ、終わったから言えることである。

何をやる科目かというと、目録の作り方、分類の仕方、件名の付け方が主な内容。
男性の先生を選択した。
前期同様、お休みの日に動画1本終わらせるを目標に、ひたすら、動画を見て、ノート書いて、演習問題やって、スクショも撮る。
演習問題、けっこう時間がかかって大変だった。

カード目録に書くことを前提にした演習なんだけど、図書館の中の人としては、ああいうのを作ることは今はほぼない。売られてる資料はMARCがダウンロードできるんで、目録を自分で入れなきゃいかんのは、公共だと地域資料くらいなんじゃないかな。
あれも、システムのフォームに入れていくだけなんで、区切り記号は使ったことない。付記、補記のカッコはたまに使う。
今、ほら、まん延防止のあれでヒマだから。自分とこの図書館の変な入れ方してある書誌情報をぼちぼち修正してる。入ったばっかりの頃に自分が入れたやつもたくさんある。てへ。
まあ、そういう指導してくれる人がいなくて、みんな手探りなんだよな。例え勉強しても、みんな臨時で数年で雇い止めになっちゃうし。

話がめっちゃ逸れました。

買った本。

教科書。

いわゆる三種の神器+α。

hontoだと、130円で図書館みたいな透明フィルムかけてもらえるから、オススメ。

件名標目表、見られるサイトがあるらしい。けど、2画面にしとると近大の方の画面を閉じちゃうとかやらかす自信があったんで買った。
インターネット試験での操作ミスは命取り。割と。

さて、個人的にやった試験対策。
ネットにいろいろ情報は出ているが、いきなり問題が変わることも有り得る。無いとは言えない。
何でも、とまではいかずとも、なるべく幅広くに対応できるようにしておきたい。
論述問題が出た場合は、教科書とスライドとノートを見返しておけばいけそう。いつもの終末試験と同じ。
実践的な問題、目録作れとか分類記号、件名つけろってやつは、演習問題やるしかないよなー。
他のパターンとして、演習と論述の合わせ技的なのがあるかも。例えば、なんでその件名つけたのか説明して?みたいなの。

それで、やったのが、自分ちの本棚から選んだ本の書誌情報を書き出し、分類記号と件名もつけてみる。つけた根拠も自分なりに書いてみる。
答え合わせは、国立国会図書館あたりを見ればいいんちゃう?と気楽にやってみた。
これ、先生が求める正解がわからないのが弱点。でも、どこを見ればいいのかという目を養う練習にはなった気がする。副題そっち?とか、シリーズ名そんなとこに書いてあるんかいとか、版の情報そこかーとか。あと、単純に打ち込む練習。タイピングの早さ地味に大事。
分類記号と件名は難しかった。あれ、図書館によって違ったりとか、わりとあるじゃん。なので、数ヶ月しか勉強してない学生がひとりで完璧につけるの無理じゃね?などと思ってみたり。
ちなみに、お仕事でつけるときは、県立図書館を参考にして、複数人で話し合って決めてるよ。

試験、さっさと早い段階で受けました。
なにげに焦ったのが、漢字の変換。
人名漢字難しいわ。読み方が分からんくて、いろいろ試しても漢字が出なくて終わったと思った。落ち着いて探したら、ちゃんとあったんだけど。
さっさと次に行ってから後回しにしておけばいいのに、緊張してると、ほんと臨機応変な対応ができなくなる。
試験内容は、授業の内容が理解できていれば、取れる問題だったとは思う。
て、偉そうに書いてるけど、なんか、やらかしてそうなんだよな。動画の説明では便宜上、スペースを△で書いてあるんだが、試験ではどう表現すれば良いのかがわからなくて、迷ったすえにスペースにしちゃったんだよなー。あれ、ダメだったんじゃないかなー。あとで調べたら、受けた人、だいたい△にしてるみたいだし。
めっちゃ不安。すごい怖い。1ヶ月近くモヤモヤして過ごすの辛すぎる。
合格してますように。もう、祈ることしかできん。

ところで、2022年1月からTRC-MARCが日本目録規則2018年版対応になってる。
この演習、そろそろ前半の目録関係の内容が変わるんじゃないかなぁ。
2018年版の話も聞きたかった。スクーリングならあったのかな。
2018年版、間違えて買っちゃったけど、仕事で使えるかもしれないからいいや。


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