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2022シーズンを振り返って

お久しぶりとなってしまいました。
今季最終戦から約1ヶ月半も経ち、2022年が終わろうとしています。

新年を迎える前に2022シーズンを振り返っておきます。


前期リーグ

新たな選手を迎え入れてスタートした2022シーズン。
個人的には監督として迎える2年目のシーズン。

4月2日vs.広島大学を皮切りにリーグ戦が開幕。
昨シーズンまで2部制だった中国リーグも2017年以来、5年ぶりに1部制となり厳しい戦いが容易に想像できる開幕直前でした。

前期8試合を終えて、3勝2分3敗の5位。

勝てば上位リーグ進出を決められたはずの、
Away.広島文教大学戦(1-4●)
Home.吉備国際大学Charme Defi戦(1-1△)
ともに勝利することが出来ず。
ここぞ!という試合を散々勝たせてあげられない自分。
指導者始めたてからずっとです。
(早く脱却したい。)

他力ではありますが、ギリギリ上位リーグへ進出することが出来ました。


皇后杯県予選

前期リーグ最終戦から約2ヶ月。
もう一つの重要な大会がスタート。

皇后杯(天皇杯の女子ver.)の県予選。
昨年は準決勝で敗退し、中国大会の切符はおろか、決勝の舞台にすら進めませんでした。

トーナメント方式の大会。
試合時間やナイターゲーム、連戦といったリーグ戦とはまた違った雰囲気の試合。

初戦.熊毛南高校戦(7-0○)
準決勝.高川学園高校戦(3-2○)を突破し、
昨年は進めなかった決勝に戻ってきました。

相手は周南公立大学。
何度も優勝を阻まれてきた相手。

序盤から苦しい時間が続き、我慢して闘うも、力強いサイド攻撃から失点を喫し、0-4で敗戦。
優勝・中国大会進出という目標は儚く散ってしまいました。

頂いた表彰状。
優勝の横に"準"という1文字が付くだけで、こんなにも違うものになるのかと実感しました。
1文字の差はとてつもなく大きい。


なでしこリーグ2部入替戦予選大会

皇后杯県予選・決勝から約2週間後。
もう一つ重要な大会。
チームの長年のミッションである、
「なでしこリーグ参入」への第一関門。

前回出場した2018年から4年ぶりにこの舞台に戻ってくることが出来ました。
選手の大量退団というレノファレディースにとっての高すぎる壁を乗り越えて、やっと戻ってきました。

ぜひこちらもご一読を。

個人としては初めての大会でしたが、たった3日間とは思えない程の濃い時間・経験を得ることが出来ました。


後期リーグ

予選大会後、残された試合は後期リーグの4試合のみ。
上位リーグに進出できる5チームの内5位で前期リーグを終えた我々としては、後期リーグの全てがリベンジマッチとなりました。

初戦.広島文教大学戦(2-0○)こそ、
リベンジすることが出来たものの、
その後の3試合を3連敗で終え、
通算4勝2分6敗の全体4位で2022年のリーグ戦終幕。

シーズン前に立てたリーグ戦3位以上という目標も達成することは出来ませんでした。


最後に

2022シーズン全18試合を戦って、
6勝2分9敗1PK敗
3分の1しか勝利を届けることが出来ませんでした。

思い返せば勝った試合よりも悔しい試合の方が頭に浮かんできます。

いくつもの素晴らしい後押しに、感謝の気持ちと中々勝利を届けられなかった申し訳ない気持ちでいっぱいです。



約400人の方にご来場頂いた開幕戦。

予選大会出場のために頂いた、
914,356円もの協賛金。

ホーム・アウェイ、そして遠く静岡まで来て、
チームを後押しして頂いたサポーターの方々。

SNSでの励ましのメッセージの数々。

そんな最高で最強なサポーターの皆さんからの想いを胸に、
そして今季の悔しい経験を糧に、
2023シーズンは多くの勝利を届けられるように進んでいきます。

レノファレディースには個性溢れる選手が揃っています。
プレーだけでなく性格もです。
レベルの高いプレーをお見せするのはまだまだ先になるかもしれませんが、どんな状況でも最後まで諦めずに勝利を目指して闘うことを約束します。
そんな彼女たちをぜひ試合会場で応援して頂けると幸せます。

改めまして今シーズンのレノファレディースをご支援頂きました、
ファン・サポーターの皆さま
パートナー企業の皆さま
雇用パートナー企業の皆さま
そして、レノファレディースに関わる全ての方々へ感謝申し上げます。

選手のみんなもありがとう。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

レノファ山口FCレディース 監督
赤嶺 将太


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