2023年なでしこリーグへの挑戦を終えて
昨年に続いて、反省の弁を記すことになってしまいました。
一昨日のグループリーグ最終戦を以って、今季のなでしこリーグ挑戦が終了しました。
vsFC今治レディース 0-2●
vsディオッサ出雲FC 1-3●
vs南葛SC WINGS 0-1●
終わってみれば、GL突破どころか勝点1すら掴めず、山口に戻ってくることになりました。
本当に申し訳なく思います。
昨年は当然のような顔で参加していましたが、打って変わって、今年は参加するにあたっての申請や審査準備を自らすることになり、改めて多くの方がレノファレディースに関わっていることを実感しました。
クラブのフロントスタッフ、パートナー企業・雇用企業の方々、山口県サッカー協会・中国サッカー協会の方々、各自治体ご担当の皆様等々。
参加申請するだけでここまで大変なのだと感じるとともに、絶対昇格しようという使命感のようなプレッシャーのようなものを抱いてここまで来ました。
当然のことですが、やれること全部やって挑もうと思って準備をしてきましたが、蓋を開けてみれば、3戦3敗。
結果でお返しすることは出来ませんでした。
本当に全部やりきったのか
余裕が慢心になっていたのではないか
今振り返ってみるとまだまだ足りていなかったと痛感させられました。
最終日、順位決定戦で躍動するFC今治の選手たちが、入替戦の切符を掴んだ姿を目の当たりにした時に、同じ中四国のチームとしての祝福の気持ちと、それを上回る嫉妬心のような悔しさを抱きました。
昨年、同じくGL敗退を経験したチームが、喜び、嬉し涙を流し、サポーターと叫び合っている。
絶対レノファレディースもあの景色を見れる。
出来ないことは無い。
そう思わせてくれる試合でした。
この3連戦、選手たちは本当にタフによく戦ってくれました。
怪我やメンバー外選手・試合時間が十分に得られない選手も、一言も不満を漏らすことなく、チームのために尽くしてくれました。
自分がどんな状況であれ、For the teamでそれぞれの役割を全うする姿こそ、レノファ山口FCの選手です。
そんな選手たちを誇りに思うとともに、勝たせてあげられなくて本当に申し訳なく思います。
そして、この大会に参加するにあたり、ご支援・ご声援を頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。
パートナー企業をはじめとするご協賛や募金でご支援頂いた皆様、
選手を快く送り出して頂いた雇用企業の皆様、
お手合わせ頂いたチームの皆様、
TRサポートや送迎でご協力頂いたアカデミーコーチの方々、
様々ご準備頂いたフロントスタッフの方々、
差し入れやSNS等を通じてご声援を送って頂いた多くのサポーターの皆様、
本当にありがとうございました。
そして何より、
遠く福島の地まで駆けつけて頂き、最後まで声を出し選手を鼓舞してくださったサポーターの方々。
中々思うような結果が出せていないにも関わらず、何度も温かい言葉で背中を押して頂き、感謝してもしきれません。
福島から一番遠方のチームにも関わらず、どのチームよりも多く掲げられている横断幕を見る度、エネルギーが沸いて来ました。
そんな素晴らしいサポーターと共に戦えることをとても誇りに思います。
本当にありがとうございます。
来年も挑戦の場に立てるかすら分かりません。
ですが、必ずまたこの大会に戻ってきて、次は嬉し涙を流し、なでしこリーグ参入を掴み取ります。
もう1年後への準備は始まっています。
今季は残り3試合となってしまいましたが、悔しさを経て強くなるレノファレディースを引き続き応援して頂けると幸いです。
最後に、初戦のFC今治レディース戦。
負傷した伊藤さくらの処置にご協力頂いた、FC今治の選手・スタッフ、大会関係者の方々へ、この場をお借りして御礼申し上げます。
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