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大学生活の振り返りをしてみようと思った

この3月に大学を無事卒業した。卒業式はコロナの影響で中止になり、多くの同期と会うこともなくお別れという形になった。卒業式は面倒だと思うこともあるが、ないとそれはそれで大学を卒業した気持ちになれない。4月から気持ちを大学院に向けて切り替えるためにも、やはり3月中に大学生活の振り返りはしておこうと思う。

大学生活の振り返りをする、とはいっても何について書くべきなのか。思い出なんてあげてたらキリがないし、大学にこれから進む人たちがこれを読むのなら、大学の全ては見せたくないけども何か役立つようなことは書いておきたい。まあ、そんなことをグルグル考えているだけでは、何も書くべきことなんて思いつくわけなどない。

今日書こうと思ったことが、2つある。1つ目が「大学生は中高生が思っているよりもずっと子供」って話。これは大学生になって1番強く感じたなと思うことで、つまり何が言いたいかっていうと「当たり前だと思い込んでることってすごく強い」っていうこと。いつも通り大したことを書く予定はないのだけど、もし気になったら読んでみればいいと思う。2つ目は「大学生で初めてしたこと・やったこと」について色々書き出すこと。これは、なんだかんだこの方法が一番振り返りに向いていると思ったからだ。そこの君、在り来たりだなと思ったかい?在り来たりなんだよ。こんなことしか僕には思いつかなかった。こっちは長くなってしまうかもしれないから、暇なときにでも読んでくれたらいいと思うよ。

大学生は中高生が思っているよりもずっと子供だよって話

最近いろんな中高生と接することが増えて、毎日のように思うことがある。最近の子って色々考えてるなぁって。自分がこれくらいの年齢だったときに、こんなに自分のことを客観視して深く考えられていただろうか、周りの人のことを思って自分の行動を見直せただろうか。同じように思ったことある人もいるんじゃないかな。

反対に大学生がすごく子供だなって思うことも多い。大学生になってから、たくさんの人間関係のゴタゴタに巻き込まれた。なんの話が回り回って出来上がったのか分からないような噂をいくつも流され、その噂のせいで女子グループと話せなくなったことがある。自分の問題なのに最初から周りの人の助けを当たり前のように待つ人も多かったし、友達と喧嘩して周りの人を自分の味方につけようと必死な人も多かった。まあ、僕もそういうことをしていないのかと言われれば、してないと断言はできないし、分からないんだけど。

自分より若い人たちを「大人ですごいなぁ」と思って、反対に同期の人たちを「ガキだな、くだらないなぁ」って思うことって、今までの生活でも普通にあったはずだ。ただ、大学生になってからはさらに顕著になったと感じる。それはなんでだろうって考えたときに辿り着いたのが、「大学生=大人」っていう勝手な思い込みだった。

いつだって、人は少なからず自分と誰かを比べて日々生きていると思う。小学校低学年からすると中・高学年はすごいお兄さんお姉さんに見えたはずだし、中学生から見た高校生はすごいキラキラしてる先輩に見えたはずだ。はず、って決めつけるのはよくないね。そう思ってた人が多かったんじゃないだろうか。そして、同じように高校生から見た大学生は自立してて大人だなぁって、そんなイメージを持っている人が多いように思う。実際、僕も大学生になったら大人になれるっていう根拠のない自信があった気がする。

高校生までと比較して、大学生が大人に感じるのには色んな理由がある。大学の学費からは自分で払ってる(あとで親に返す)人もいるし、親元を離れて一人暮らしを始める人も多い。高校まではわりと基礎的な学習が多いのに対して、大学では自分の選んだ道の専門的な部分を学んでいく。成人式や同窓会があったり、二十歳になることでお酒・タバコが解禁する。こういった高校までとの変化の多さからも「大学生=大人」っていうイメージが植え付けられていくのではないか。

話を戻す。大学生は大人なんだから、これくらい自分自身でどうにかできるだろとか、こんなつまらないことで揉めたりしないだろとか。勝手に自分の中で、大人と子供の線引きではないけど、高校生までと大学生からの線引きのようなものをしているんだろうなと思った。高校生までは子供だと思ってる自分がいるからこそ、中高生がすごい考えて生きているように感じるし、大学生は大人であるべきと思っているから、そうじゃないと思える部分が変に目立ってしまう。実際、中学生も高校生も大学生もそれ以上も、そんなに考えてることに変わりはないんだと思う。年下だからといって、初めから分からないだろうと思ってるような言い方とかも、気をつけなくちゃね。

こういう自分の中で勝手に作られた「思い込みの当たり前」って意外とあるけど、自分自身で気がつくことが難しい。なんでかっていうと、気がつかないうちにそれが自分の中で「当たり前のこと」として既に染み付いてしまっているからね。自分が当たり前だと思っていることに、「いや本当にそれ当たり前なの?」って思い直せる人って少ない。あと、この「思い込みの当たり前」には怖いところもある。それは、その当たり前から自分が外れたとき。大学生なんだからこれくらいできて当然と思っていることを自分ができなかったときに、当たり前だと思っているために他の人はそれができているように見えてしまうから。「なんで自分だけできないんだろう」と自分を追い詰める材料になるから。これは、ほとんどの人が経験あるんじゃないか、というかあってほしいなんて思う。

「思い込みの当たり前」って気がつかないうちに存在してしまうし、気がつくことができないし、強いから、とっても注意しないといけないものだと僕は思ってる。どうやって注意するのかって聞かれたら一つだけ。色んなことに対して、「いや本当にそれ当たり前なの?」って自分の中で一回考え直すしかないと僕は思ってる。僕は、最近これをよくやるように心がけていたりするよ。


じゃあ、2つ目の話題に移ろうか。


大学生で初めてしたこと・やったこと

とりあえず、思いつく限り色々挙げてみた。書いているうちに数が多いことに気がついたから、なんとなくグループ分けもしてみたよ。

お金関係

・バイト...そば屋のホール、ホテル、ロボット教室のインストラクター
・人にプレゼントを買う(というかそもそも買い物自体)
・クレジットカード
・人にお金貸す
・いろんな外食
・映画を観まくる
・友達の作品を買う
・ライブ

僕の家庭はお小遣いという制度がなく、欲しいものは親に頼んで買ってもらうか、親に用途を伝えてお金を貰うかをしなければいけなかった。お祝い金とかは親が全て管理していたから、自分で自由に使えるお金はほんとになかった。高校生までずっとね。まあ、物欲がないタイプだからそんなに不便に思うこともなかったのだけど。

3つバイトをして、結局1番初めにやり始めたそば屋のバイトだけまだ続けている。仕事の合う合わないというよりは、職場の人と上手くやって行けなかったのが他の2つを辞めた原因かな。そば屋も色々問題があるんだけど、辞めるにはちょっと勿体ない職場だ。大学生になって初めてバイトを初めて、自分で使える自由なお金と出会った。今までは友達へのプレゼントとか買えないから全部カードとか手作りで作って渡してたんだけど、買えるようになったし今更手作りをあげるのもなぁと思って買うようになった。ただ、今まで何も買ったことがなかったから、何をあげればいいのかとっても悩むことが多いけどね。

ファッション

・スカート、ヒールの靴
・カラー、ブリーチ 、パーマ
・サロンモデル

今まで、私服でスカートなんて持ってなかったし、親も特に勧めてこなかった。大学1年生の秋くらいに「僕にスカートを買う」という行為に親がはまり、初めて私服のスカートができた。今まで、パンツスタイルにしか合う靴を持っていなかったから、それに合わせて靴の種類も増えた。

習い事でやってたクラシックバレエの最後の発表会を終えたときに、ずっと遊べていなかった髪型で遊ぶようになった。ずっと伸ばしていた髪をばっさりショートにしたり、インナーカラーを入れてみたり、パーマかけてみたり。色々遊びたいなと思ったときに、お金をあんまり使わないようにサロンモデルの募集のアプリとかも入れて、サロンモデルも何回もやった。

大学

・プログラミング
・研究
・論文投稿、発表(国外も)

本格的なプログラミングも、研究とかも今は当たり前のようにしてるけど、そういえば大学に入ってから始めたね。

人間関係

・デート
・振った/振られた
・手を繋ぐ〜色々
・絶交(親友と)

意外って言われることが多いんだが、高校まで恋愛を全くしたことがない。初めて告白されたのも高校の卒業式の前日だったし、恋愛関係はほぼ大学生活が初めてだった。親友に絶交されたのも、そういえばくだらない理由だったなぁ。

チャレンジ的なやつ

・飲酒
・お泊まり、外でオール(友達の家、公園で、カラオケ、朝まで飲み、映画)
・食べ物とかそれ以外でも、好き嫌いの克服
・一人旅(岡山、広島、兵庫、石川、伊豆大島など)
・デジタルイラスト
・終電
・知らない人との交流

これはもうその他色々まとめて書いただけ。まあ、他にも思いついていないことがあると思うけど、パッと書いてこれだけ思いついた、ということは大学生になって色々環境が変わったんだろうね。


というわけで、ここまで読んでくれてありがとう。
4月からは大学院生として、また頑張っていくよ。

春曲を貼っておく。