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多様な正社員⇒労働時間限定とは?

自分の子どもも就職させたい会社を増やす。
これを目指して活動しています。
社内制度の研究もしています。

さて、今回は「多様な正社員」のうち、「労働時間限定」について書いてみます。それでは詳しく見てみましょう!


多様な正社員・限定正社員とは

多様な正社員・限定正社員について書いた記事があります。
詳しくはそちらをご覧ください。


労働時間限定

多様な正社員のうち労働時間限定とは、就業規則や労働契約書で労働時間に関して何らかの制約・制限があるが働き方を言います。
労働時間限定の正社員には、大きく分けて2つの種類があります。

①短時間労働正社員

所定労働時間が、企業内の他の雇用区分の正社員と比べて短い働き方です。
例えば、通常の正社員が1日8時間・週5日勤務である場合に、短時間正社員が1日6時間・週5日勤務のような働き方になります。
あくまでも正社員ですので、パートタイマーのような有期雇用ではありません。
また、フルタイムの正社員が月給制であれば、短時間労働の正社員も月給制であることが一般的です。
ただし基本給は上記の例で言うと、勤務時間が通常の正社員の4分の3なので、基本給も4分の3にするという感じです。

短時間労働にすることで、短縮した時間を労働者がそれぞれ活用することが出来ます。

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②時間外労働を行わない正社員

通常の正社員と同じく、1日8時間・週5日勤務であるが、残業(時間外労働)を免除されている働き方です。
子育て中の正社員は、このような規則が適用されていると思います。ですが、それ以外の状況でも残業を免除して欲しい場合もあり得ます。そのように制約がある場合に対応する制度になります。


今回のまとめ

多様な正社員のうち労働時間限定とは、就業規則や労働契約書で勤務時間や時間外労働が制限されているものを言います。
個人の事情等により、制約がある働き方を希望する場合に、会社が応える制度になります。
正社員にとって働きやすく、仕事を続けられる制度として、検討してみてはいかがでしょうか。

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