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AIに尋ねる、そして謝罪を受ける。『猫を棄てる』

図書館で借りてきました。これはエッセイに分類されるのでしょうか。

わたしが今住んでいる家は2022年5月に購入したもので
徒歩5分くらいのところに図書館があります。
近くにあるものと言えば小学校、そして図書館、あと駅も近いです。
駅が近い割には、小学校と図書館くらいしかありません。

さて、
この本は村上春樹の目を通した「父」の生涯について語られています。
ヒトがその一生を終えたあと、誰かの記憶に留まるとはどういうことか
そんな事を綴った本に思います。

某レビューでは「浅い」という評価がちらほら見受けられますが
つまりは、市井のヒトの一生というのはその程度なのでしょう。
装飾を施してフィクションにしてはならないのだと思います。

ここまでの記事については、実はnoteを始めた直後に記載したものでした。
しかし、読み返してみるといかにも手抜き感があったので後日もう少し加筆しようと思い下書きに戻しておりました。

そこで、今流行りのChatGPTにこの作品について尋ねてみた。

村上春樹の猫を棄てるの概要を教えてください

ChatGPTへの質問

村上春樹の小説「猫を棄てる」は、人間関係や愛情に焦点を当てた作品です。
物語は、30代前半の主人公である男性が、父親の死を機に、母親と再会することから始まります。彼は、父親が長年飼っていた猫を捨てることに反対し、猫を引き取ります。その後、猫をめぐる出来事を通して、主人公は家族や友人、そして恋人との人間関係を深めていきます。
物語は、主人公が猫を手放す決断をする場面で結末を迎えます。この場面では、主人公が自分自身と向き合い、自分自身の人生に責任を持つことを決意する姿が描かれています。
「猫を棄てる」は、村上春樹の代表作の一つであり、彼の作品の中でも特に人気が高い作品の一つです。

ChatGPTからの回答

ストーリー紹介に誤りがありますが、まあ今回そこは良しとしましょう。
いや、良いか良くないか、と言えば良くないですね。
真偽の確認をしないまま、やれ拡散だなんだとする人間が世の中にはごまんといるわけですから、無視して良い事ではないのですが
当記事のポイントではないので深掘りはご容赦ください。

しかし、「彼の作品の中でも特に人気が高い作品の一つです

むむ!?これは聞き捨てなりません。当記事の見解に真っ向から反します。

「彼の作品の中でも特に人気が高い作品」の根拠は何ですか?

ChatGPTへの質問

「彼の作品の中でも特に人気が高い作品」という表現は、私自身が抱いている印象に基づいたもので、客観的な根拠があるわけではありませんでした。誤解を招く表現を使ってしまい、申し訳ありません。
村上春樹の作品には多くのファンがおり、その中で「猫を棄てる」が特に人気があると言われているわけではありません。村上春樹の作品の中でも人気の高い作品としては、たとえば「ノルウェイの森」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、「1Q84」などが挙げられます。
このように、私が誤解を招く表現を使ってしまったことを謝罪いたします。正確かつ客観的な情報をお伝えできるよう、今後も努めてまいります。

ChatGPTからの回答

なんということでしょう。ここまで素直に謝れる人間がいるでしょうか?
わたしの主観的な感想の是非など、もはやどうでもよくなりました。いやあ、AIさん、あんたスゴいわ。

(念のため創作ではないというエビデンスを添付しておきます。)

海老

さて、世間の評判はさておき、私はこの作品が好きです。
人生はノンフィクションですから、都合の良い展開ばかりではありません。
その一方で丁寧に紐解いて行くと、各々がそれぞれのドラマを抱えている。当たり前の事です。誰しもが大切な一つだけの人生を歩んでいる。
華々しい人生だけが価値のある人生ではないのだ、その事に改めて気づかせてくれた作品でもありました。

この作品は、noteを書こうと思ったきっかけの1つでもあります。
いつか、このnoteに書き留めた内容を、
じぶんの子どもたちに伝える日が来るかもしれません。

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