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東京 社会科見学 #2

子どもたちを連れて世田谷美術館(以下セタビ)の企画展
セタビの森と動物たち へ行ってきました

混雑しておらず、のびのびのんびり廻れてなかなか良かったです

展示室へ向かう廊下

美術展の話は他の方に譲るとして、今回はセタビのある砧公園付近の社会科スポットについて

セタビには、正面に有料の駐車場と、砧公園をグルっと回った裏側、東名高速の真下に無料の駐車場があります

北側から環八を南下してやって来る場合、砧公園の外周を反時計回りに迂回して無料駐車場に入ることになるのですが
道中、あからさまに不自然なカーブがあるのです

画像右下のPがセタビの無料駐車場
そして、赤いピンを立てたポイントが件の不自然なカーブ
なんとこのカーブ、第六天の御神木の切株があるために
道路を真っ直ぐに通せなかったというではないですか

第六天の御神木スポット

第六天とは仏教における天上界の中で、欲望を捨てされない世界のこと、またはその主である他化自在天のことを指すようで
簡単に言ってしまうと、悟りを開く修行のオジャマをする魔王、と思って頂いても良いかもしれません
江戸の時代から近世に至るまで、魔王の御神木を取り除こうとし、たくさんの犠牲者を出した結果、あきらめて道を曲げるに至ったとのことです

さて、第六天魔王については信長が信玄に送った書簡に署名されていたことで有名ですが

関東地方で広まったのは、あの伊勢新九郎盛時こと北条早雲がきっかけではないかという説もあるようですよ

下剋上の申し子である信長と早雲が共に惹かれた魔王、美濃の道三や出雲の経久もお好きだったのかしら


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