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男闘呼組のこと。17

平和に平凡に子育てをしながら、
何か収入を得たいと考えるようになった。

自分で稼いだお金があれば、もう少し自由になれるのではないか。

内職に挑戦したこともあったけど、ノルマをこなすには家事は何もできないし、子どもの相手をする時間もない。

2ヶ月ほどやってみたけれど、これはダメだと思った。

嵐友のひとりが、アクセサリーを作って売るのはどうかと提案してくれた。
彼女はアクセサリーを作って売っていたことがあるとのことで、材料などを譲ってくれた。

彼女は自嘲気味に、もう老眼で作るのは大変なんだと言って笑っていた。

まずは譲ってもらったもので練習をして、だんだんに思い通りのものを作れるようになった。

紆余曲折あったものの、今はネット販売をしたり、家族ぐるみで付き合いのある美容室に置いてもらっている。

なかなかこれだけでは充分な稼ぎとは言えず、次男が保育園に入園したタイミングで、外にもパートに出るようになったが、

家でアクセサリーを作りながら、男闘呼組の曲を聴きたいと思い、
Amazonで見つけたCD、ヒットコレクションを購入した。

この時すでにお値段高め。

自分へのご褒美ってよく言うけど、まさにそんな感じで思い切って購入。

集中力が増すし、
嵐コンに行けないときにはとにかく男闘呼組を聴きまくった。

いつでも、何年経っていても、
男闘呼組だけは私の中で永遠だと思った。


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