ハリーポッターの世界観に影響された私の日常②

前回の記事に引き続き。

私が影響されている世界観の一つに
「もし今このタイミングで、ホグワーツから入学案内が届いたらどうするか」と、ふと考えてしまうということがある。

高3の夏、友達と受験勉強の合間に、この話を話していた時は、
「絶対めったにこんな機会ないし行くでしょ?親には海外留学するみたいなノリで言えばわかってもらえるんじゃない?また卒業して、帰ってきたあと、大学行くのも遅くないでしょ」と割と、若さ故の勢いでなんとかなるっしょ理論を展開してた。

同じ話を、大学の卒業間際に、学食で友達と話した。その時は、
「めちゃくちゃ行きたいけどちょっと迷うね〜。内定先になんて言えばいいかも迷うし、将来かかってるからね」とかちょっと話が、大人寄りになっていた。

そして、現在。この前、同じ大学時代の友達とLINE電話で話している時、今度は「私ではなく娘にホグワーツから入学案内が来たらどうするか」という話をしていた。

怖い。
二世代に渡る話にまで発展している。

私は巷で言う所の、「親のできなかった夢を子どもに託す」みたいなのが昔から嫌で、「子どもの人生に、親が必要以上に介入するなよ」と強く思っていた。

だが、この話になった時、私は
「私はホグワーツに入学できなかったけど、娘にはチャンスがあるなら、入学して立派な魔法使いになって欲しい」と無意識に思っていた。

いい学校に行って欲しいとか、立派になってほしいとかは全く思わないけど、なぜか取り憑かれたように、これだけは思ってしまう。

私が嫌悪していた、夢託す系の親の気持ちは、こんな気持ちなのかと、この時ちょっと理解できた。

友達には、たぶんそれはまた違う話だと思うと言われたけれど。

こうして、またもや自然に、私の人生に介入してきている。
なんなら娘の人生にも介入しようとしている。

恐るべし、J Kローリング。
ってかJ Kはなんの略なのだ。

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